文月遊亀 memo*

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7月6日(日)「第1回横浜黄金町映画祭」のお知らせ
わたしの愛する「シネマジャック&ベティ」にて、「第1回横浜黄金町映画祭」なる映画祭が行われます!
わたしはボランティアスタッフとして、パンフレット編集のお手伝いなんぞしておりまして。
以下、ちらしなどから抜粋。

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かつて数多くの映画館が存在し、名画の舞台にもなった、横浜・黄金町。
横浜の映画文化の一時代を築いたこの街に、唯一残った名画座「シネマジャック&ベティ」で映画祭が始まります。
第一回目となる今回のテーマは、「再上陸――海外が注目する日本の才能」。
優れた内容でありながら、劇場で公開される機会に恵まれなかった日本映画の中から、海外の映画祭出品作品に注目しました。
横浜ゆかりの映画も特集上映します。
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公式サイトはこちら

mixiのコミュニティー「第一回横浜 黄金町映画祭」はこちら

黄金町にあった映画館はどんどんなくなっていき、昨年、日劇(濱マイクシリーズの舞台となった場所)という古い映画館まで取り壊されて、本当に残念だし悲しい…と思っていたら(「さよなら日劇」をご参照ください)、「シネマジャック&ベティ」が映画祭を開催するとの情報が。
ぜひがんばってほしい! と思い、ボランティアとしてお手伝いを始めた次第です(ちょっと、いや大分遅かったけど)。

黄金町よ、がんばれー! 文化再生なりますように!
そして、日本映画も、がんばれ!

というわけで、皆さまお誘い合わせの上、横浜・黄金町というディープな街にぜひおいでませ〜。
期間は7.26〜8.1です。

「横浜ゆかりの映画」とは『霧笛』『港の日本娘』『喜劇 家族同盟』『虹をわたって』などなど。
「黄金町映画」と称して、『我が人生最悪の時』『ヨコハマメリー』も上映。
映画評論家・佐藤忠男氏による講演や、監督によるトークショーなどもあります!
| 映画 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(1)
3月18日(日)さよなら日劇
横浜が誇る老舗映画館「横浜日劇」(1957年開業)が4月に取り壊されることに。解体を前に昨日と今日の2日間、特別内覧会と映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の上映を行うと新聞で知り、今日行ってきた。

 
12時30分開演で、その15分くらい前に到着するとすでに長蛇の列。順次中に入り、2階の映写室を見せてもらったり、レトロな建物をしみじみ眺めて感慨にふけったり。

   

後から後から人がやってくる。老若男女、日劇がこんなにたくさんの人で埋め尽くされるのは初めて見た。いつもこんなに盛況なら取り壊されることもなかっただろうに。そのことは皮肉だけれど、長い歴史をもっていること、多くの人に愛されていることを改めて強く実感させられる。

暖房設備が壊れているらしく、野外のように冷え切ったなか「ニュー・シネマ・パラダイス」を鑑賞。最後の上映会にじつにぴったりで、映画の内容にも泣けるのだけど、この映画を映し出しているスクリーンも、座っている椅子も、何もかもなくなってしまうのだという思いとがリンクして、余計にこみあげるものがあった。
観終わって、拍手。泣きすぎて、立ち上がったらくらくらっとした。

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05年に閉館後、日劇再生準備委員会が設立され再利用の道を探っていたらしいけど、ついに取り壊し…本当に残念。

わたしはここで高校生だか大学生のころ、アラン・ドロンの「冒険者たち」を観たのを覚えてる。映画「私立探偵 濱マイク」シリーズの舞台となったころには弟がアルバイトをしていて、永瀬正敏を見たとか言っていたなあ。

ソイポケ2号では「横浜の下町を歩く」というテーマでこのあたり(黄金町)を取材した。
あのころはまだ違法な売春行為を行う小規模店舗が立ち並んでいたけれど、05年の一斉摘発により一掃され、今はゴーストタウンに。
でも、「残された店舗を健全な形で再利用し、黄金町を人が集まる場所へ変えていくこと」を目的とした、黄金町プロジェクトという動きもあるようで、なんとも頼もしい。
日劇のすぐそばにある「シネマ・ジャック&ベティ」(この映画館も大好き)を運営し、横浜の映像文化の拠点を目指すというから、心より応援したいと思う。

横浜の良質な映画館は、オデヲンや関内アカデミーなど、あれもこれも消えてゆくので、ジャック&ベティには最後の砦としてぜひがんばってほしい。

ジャズ喫茶の「ちぐさ」も閉店してしまったし、氷川丸とマリンタワーも閉館。横浜の誇るべき文化がどんどん消えていく。なんでこんなに歴史ある素晴らしいものをみすみす失わなければならないんだろう。どうして守る方向で進めることができないんだろうか。

時代の流れだ、仕方ない、といえばその通りだろうけど、でも、そんな言葉で簡単に片付けたくないという思いもある。
いったい、古いものを取り壊すことでどんな文化を育てたいのだろうか。市の重要建築物として残すことはできなかったんだろうか。横浜だけでなく、日本という国のあり方にもかかわってくることなんだと思うけれど。
美しい国って、どんな国なんだろう。
  
(映画観賞後外に出ると、劇場前に「私立探偵 濱マイク」で使われたオープンカーが登場してた(右))
| 日記 | 23:20 | comments(2) | trackbacks(0)
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