文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
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4月18日(日)schola

またテレビ番組の話題ですが。
坂本龍一の「schola」が面白かった。

昨日は「バッハ編」(3)。
音楽を志す学生たちとのワークショップのコーナーでは、「G線上のアリア」をまず主旋律(1stバイオリン)だけで聞いてみて感想を述べ合い、次に低音部(チェロ、コントラバス、チェンバロ)だけで聞いてみて感想を述べ合う。

だれかが低音部だけを聞いていると、バッハの作ったのと違うメロディーが浮かぶと言い、
「そこなんだよね!」と坂本さん。
そして、この低音部を聞きつつ各自メロディーを作るということを試みる…

バッハに忠実に、クラシック的なメロディーを作る者あり(わたしもきっとこんなふうになる)、ロック的フレーズをのせる者あり、バッハを基調に自分のオリジナルなメロディーを入れるというポップス的な作り方をする者あり…
坂本さんは「せっかくだから奇抜なのを…」と言って極端に前衛的な不協和音ばりばりなやつを……。
奇抜すぎます…(笑)

ただね、少々気になったのが、三線で参加していた少年が、メロディーをのせるのがちょっと辛そうだったこと。
西洋音楽に三線を合わせさせるというのは無理があるのでは。

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わたし高校生のときに部活で「G線上〜」さんざん弾きましたけど、バイオリンの技術がないので出だしの長く伸ばす音が非常に難しく、この曲練習するのあんまり好きじゃなかった。
それは低音部がないと実に物足りないからというのもあった。

どんだけ低音部が大切か…
というか、曲のつくりとして低音部ありき、なんだよね。その上にあの有名なメロディーがのっかっている。

また、「ゴールドベルク変奏曲」を例に出して、この曲は同じ低音部を用いてメロディーを様々に変えていくという作り方をしているという説明もあって、ああそうだったのかと。
それは同じコード進行を用いて様々なアドリブを生み出していくジャズと通じるものがあるとのことで、まったくもってその通りだなと思った(多分これ音楽好きな人は普通知ってるような有名な話だろうけれど、わたしはちゃんと理解してなかった)。

あとね、チェンバロの譜面には、一部数字が記入されているところがある、とのことだった。
それはコードを同じで、音符で弾く音が固定されているのではなく、数字の範囲内で?(その意味するところはちと聞き逃した)自由に弾いていいとのことで、何とバッハはそのような指示をしていたのか!、クラシックにも即興があったのか!と驚いたのでした。

この番組では、一つの音楽のテーマを計4週/月で学問として掘り下げ、第一シーズンの今回は、「バッハ」「ジャズ」「ドラムとベース」の3シリーズを取り上げるとのこと。

次回はバッハの最終回「再発見され続けるバッハ」。
そしてその次(5月)は「ジャズ」、6月は「ドラムとベース」かぁ。興味深いなぁ。

と、浮かれつつ…気に留めておきたいことは…

わたしなんぞは(というより日本で音楽教育を受けた人はみんな)十二平均律中心の音楽を刷り込まれてきているので、こういう音楽番組はとても勉強になる!面白い!と見てしまう。
もはやそれが世界を席巻しているんだから仕方ない、とも思う。
けど、「クラシックからロック、民族音楽まであらゆるジャンルの音楽を集大成した」というのであれば、西洋音楽を中心に据えた音楽観って本当はどうなのかな。三線の少年あたりから感じたことは気に留めておきたい。

| 音楽 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0)
2月10日(水)ヴァイオリン


「これがヴァイオリンだよ。楽器。わたしが弾いてたやつ」
「くんくん……なんだあまりおいしそうじゃないなぁ…」

などとアテレコをして遊んでいる場合ではない!
本ブログ初公開のマイヴァイオリンでありますが、たいそう久しぶりにケースを開いてみたら…!

弓はボロボロ、弦はゆるみ一本は切れ……こりゃひどい。
見ちゃいけないもんを見てしまった気分。
お化け屋敷だまるで。

ごめん、ごめんね放ったらかしにして。
弾いてみたいなぁと思うことがないわけではないんだけど、なかなかどうして。
あうう、これをメンテナンスして、再びわたしがこいつを構えて弾く日は来るのだろうか…

| 音楽 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0)
10月11日(日)横濱ジャズプロムナード

横濱ジャズプロムナードに行ってきた。
すっごくいいお天気で、日差しが夏のよう。

このバッジをつければ、フリーパス。何を聴いてもOK。


まずはクロスゲート付近でやってる演奏を、それからぶらぶらと、大学生のジャズ研、高校生のブラバンを聴いて回る。
ある高校生バンドは「ウルトラマン」シリーズをやっていて楽しかった。
よく練習しているからかな、大学生よりうまいくらいだった。
その辺りの芝生でお弁当を広げたりして、青春だな〜!

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ランドマークホールで「宮之上貴昭スーパー・クインテット」を聴く。
ギターの宮之上さんと、ピアノとベースとドラムとヴィヴラフォンでした。
ピアノの吉岡秀晃さん、左足を上げたり、ピアノ線を触ったり、後ろ姿だけでも面白かった!
前から見ると、お顔の表情もとても面白いのだとか。拝見したい!

音楽やる人は、表情もすごく大切だなぁと、しみじみ。
楽しそうに演奏する方は、聴いてるほうも楽しいもの。

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しらふでジャズを聴くというのはとても妙な感じで、
青龍門」という居酒屋で早々に飲酒。
台湾料理ということですが、レタスの炒め物はしゃきっとしていないし、
ビーフンの味付けは濃いし、正直料理はいまひとつ…でした。

でも、横浜外国人居留区の地下水道をイメージしたという店内は、薄暗くて雰囲気があった。
店内に水が流れ出すという演出もあって、ちょっとディズニーランドみたいでした。

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またまたランドマークホールに戻り、「石井彰トリオ」を聴く。
ベースはおじさまだし、ドラムは若い…なんだか年齢がばらばらだなぁと思って見ていたら、
なんとドラムの男の子は17歳とのこと!!! 現在、東京芸術大学附属高校の2年生だとか。
将来有望っていうか才能あふれるっていうか……これまたやっぱり表情豊かにドラムを叩いていました。素晴らしいリズム感と感性。
いや〜、一見の、いや一聴の価値ありでした!

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会場を出るとランドマークタワーの一番下の階からジャズっぽいコーラスが聴こえてきたので、聴きにいく。
けっこう年配の男性・女性のコーラス。歌と踊りと、楽しそう。
やっぱり歌は最高です。いいなあ、わたしも歌いたいなーと思ってしまった。

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このイベント、フリーパスだけど範囲が広すぎて、ちっとも見切れないのが難点。
今日の目玉はきっと秋吉敏子さんだったと思うけど、見られず残念。

チケット買わずに、無料で見られる演奏だけ聴いて回っても十分楽しめるよなあ…と思った。
来年はそうしよっかなー♪

| 音楽 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0)
10月5日(月)恵比寿でジャズセッション

ギターの方からお誘いを受けて、恵比寿でセッション。

「セッション」なんていうと妙にかっこいいけど……知り合って、お互い楽器やるんだってことになって、一度お手合わせ願えませんか…? という流れなワケで、これはまるで…そう、囲碁のお手合わせとソックリ! 基本的に同じです。

やってみると、お互いの力量もわかるし。
ま、音楽は勝負事ではないのでそこは違うけれど。

これからは囲碁人口より楽器愛好者人口のほうが増えていくと思うので、お手合わせ(セッション)も増えていくだろうなあ。

ほんとに今は楽器をやる人がたくさん。
コピーバンドとかやってるってもわりと普通の趣味で、全然特別なことではないものね。

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で、今日のセッションは、ギター+サックス+ピアノ(わたし)。
雨の中、恵比寿から少し歩いたところにあるスタジオで。
お洒落なお店が点在する辺りで、こんなところに…? という静かな場所にあった。

今日は、ちょっとだけジャズ…ということで、わたしはアドリブもできないし、左手のバッキングも非常に危ういのでセッションになんてならないですよと言ってあったのだけど、いざやってみたら…なんか、まったりとして、妙に楽しいっ!!

スティービーワンダーの「Isn't she lovely」(愛しのアイシャ)を延々と繰り返す。
この曲知らなかったけど、すぐ覚えた。
いい曲だなあ。

あと、唯一左手がわかる「枯葉」をちょこっと。
「Isn't she lovely」は、ちょっと「枯葉」とコードが似ていたから何とかなった。

もちろん、アドリブなどというレベルではないのだけど、何となく、ほんのちょこっとだけ、ヒントをつかんだような気がして、嬉しかったし、楽しかったな。

音楽を作っていくって、楽しいわ。

音は、タダだもんね。
素敵な音、かっこいい音を出していきたいなーと思う。

| 音楽 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0)
8月10日(月)16小節の挑戦

最近、週末にセッションに参加させてもらっている。
曲が決まっていて、参加メンバーもほぼ固定しているので、半分バンドのような感じ。
とても楽しいし、良い人ばかりなのがまた、ありがたく、うれしい。

ママス&パパスの「カリフォルニア・ドリーミン」も課題曲の一つ。
その中の間奏部分を担当していて、これがとても勉強になる。
本来はフルートで、単音のメロディなんだけど、鍵盤でそれをやるとさみしく、格好がつかないので、色々と工夫しているところ。

メロディは基本的には踏襲し、ハモリの音を入れて響きを変えたり(これは基本)、装飾音を入れたり、リズムを変えてみたり、はたまたメロディを変えてみたり(ちょい高度?)・・・。
短い16小節の中でいかにかっこよく、新鮮な演奏にするかを考えながら挑戦するのは、とても刺激的。

うまくできないなー、と落ち込んだり、おっ、これはちょっといいかも、と光が見えたり、こういうときどうすればいいんだろ、と疑問が湧いてきたり。

バンド内の演奏には、こうやって試行錯誤しながら少〜しずつ慣れていくしかないんだろうなぁ。近道は、なさそう。

でも、ギター歴の長い人が初心者に教えたりしている様子を見ていると、ちょっと羨ましい。
聞く耳があるから、「相当練習してきたな!」とかいう会話が飛び出す。
でもピアノについてはノーチェック、というか、ポロンポロンと音が入っていればそれでいいんじゃない?くらいの感覚なのかもしれず、だから注意もアドバイスもされない(弾き慣れない楽器のことは、やっぱりよくわからないもの。わたしもギターのことはよくわからない)。

だから、一人で試行錯誤するしか、なさそう。気楽といえば気楽なんだけどね。

| 音楽 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0)
4月5日(日)春のチャイ5

今日からN響アワーの司会が池辺晋一郎さんから西村朗さんにバトンタッチ。
どんな方なのかな、と興味があり、曲目もチャイコフスキーの5番(チャイ5)ということで楽しみに観賞。

チャイ5は一番好きな交響曲、かも。
って膨大な曲のなかから一番って乱暴、かつ、どんだけ聴いてるんだって感じでもありますが、大学オケの、初めての定期演奏会でやった曲だから思い入れたっぷり。特別に大好きな曲なんだよなー。
いつでも、いかなるときでも聴きたいと思えるほど好き、なのです(6番あたりだと、ああ今日はいいや、とか思う日がある)。

西村さんが、「まさに春爛漫ですので、華やかなこの曲を選んだ」とおっしゃっていて、この曲にまるで春のイメージをもっていなかったわたしには驚きでした。
定期演奏会が秋〜冬だったからその印象が強かったのかもしれないけど、何よりチャイコフスキーがロシア出身だというのが大きいかな。極寒、疾風怒濤というイメージ。

まあでも言われてみればメロディアスでエネルギッシュで華やかな曲だものね。
桜の季節に聴くのも良いものでした。

2楽章でホルンが活躍する部分は有名ですが、今日は、じつはオーボエも活躍しているということに気づきました。とても美しい音色だった。

ともあれチャイ5はほんとに美しいメロディが満載。ため息。涙。いつ聴いても素晴らしい。
シャルル・デュトワさんの指揮、熱がこもっていて良かった。最終章などとくに、手に汗握りました。

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クラシックといえば、先日池袋の芸術劇場にてオーケストラを聴く機会があったのですが、席が舞台から遠すぎてどうにも臨場感に欠けました。
生の音楽はもちろん何ものにも代え難いけど、あれだったら家でテレビ鑑賞のほうが心動かされるかもな。
あんな席で5000円は安くない。というか高い。もうちょっと気軽に生のクラシックが楽しめるといいのになあ〜。

| 音楽 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0)
2月1日(日)青山でジャズ
知人からお誘いを受け、ブルーノートにジャズを聴きにいった(無料で)。
クリスチャン・スコットという20代の若手トランペッター。
演奏は、まあ良かったです。
ピアノは体の大きな黒人の方で、一曲だけローズ(オルガン)、あとは全部ピアノだった。

聴いている間、日本人の礼儀正しいノリでは演奏しづらいんではないかなぁー、とか考えていた。

ソロが終わったときにおざなりの儀礼的な拍手をするのではなくて、「今の、いいっ!」って瞬間に拍手が入るとプレイヤーもよっしゃあ! となると思うのだけど、わたしたち日本人には、今の、いいっ! っていう瞬間がそもそもわからないし、どう表現したら良いかもわからないときているので、なかなか難しいことだよねとは思う。

ブルーノートに行く前に、表参道ヒルズをひやかして、アンデルセンでお昼を食べて、よく寄り道していたアンティークショップなど小さなお店を物色。

岡本太郎記念館にも行った。入ったのは2回目でした。
 

このあたりをウロチョロしていると懐かしくてたまらない。不思議な安心感に包まれる。
いつもいる場所、という感じ。明日もまたウロチョロできるような気分で歩く。
でも、そうではない。苦しくなる。
まあいい。気にしない気にしない。「これでいいのだ」。
| 音楽 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0)
5月25日(日)ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
今日のN響アワーはラフマニノフ!
中村紘子さんのピアノで、「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」を聴きました。
指揮は準・メルクルさん。

中村紘子さんは60歳を過ぎておられるのにパワフルな演奏で、お見事でした。
素敵。この曲やっぱり大好き。あまりにも美しくて涙が出そう。

ラフマニノフといえば思い出すのがエリックカルメン。特に、「オールバイマイセルフ」はこの曲を元に作られてる(右のCD「サンライズ」に入ってます)。
ラフマニノフ好きのクラシックファンの方、ぜひエリックカルメンを聴いてみてください。
エリックカルメン好きのロックファンの方、ぜひラフマニノフを聴いてみてください。
ついでにソロになる前のバンド「ラズベリーズ」もものすごくいいです。大好き。
ロック+ラフマニノフ=エリックカルメン、です。

中村紘子さんといえば、最近『ピアニストという蛮族がいる』という本を読んだのです。
ものすっごく面白かった。日本人初のピアニストとかね、初の国産ピアニストはウィーンで投身自殺したとかね(ここの部分の中村さんの書き方が印象的でした。あっけなく一つの命が失われることに、胸の中をさあーっと黒い風が横切るような気持ちがしました)。
世界のピアニストたちについての記述もあり、ラフマニノフのこともあった。やや男性的な硬質な文体でピアニストに関する面白エピソードが綴られているのです。『文芸春秋読者賞』という賞を受賞しているらしい。傑作。
ピアノに加え、文才もおありになるのだからすごいなあ。羨ましいなあ。
| 音楽 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0)
4月7日(月)せんせ ほんまにほんま
なぜか突然頭にフレーズがよみがえった。なぜでしょう。この季節の歌だから?(正確には3月だろうけど。)

「ほーんんま、にほーんんま。あかーあんよ、せーんせ」
同年代の方はご存知のはず。NHK「みんなのうた」。好きだったなあ、この曲。マイナー調で、歌詞が関西弁で、子どもたちの気持ちがかわいくて切なくて、泣けます。
もう、口ずさむだけで涙が出てくる。やばい歌。
最後の女の子のセリフ、「あ、先生泣いてはる」も印象的でした。

ああわたしがこの先生やったら、やっぱりきっと泣いてしまうよ。
というか、こんなん言われたら先生やめられへんやんかー

さっそくネットで調べたら「せんせ ほんまにほんま」という曲なのですね。
you tube ですぐに聴けてしまった。便利すぎて、ありがたみも薄れてしまう時代だなぁしかし。
こちらです


| 音楽 | 20:58 | comments(0) | trackbacks(0)
8月12日(日)寿町フリーコンサート
今年もやってきました、行ってきました寿町フリーコンサート。今年で29回目だって。
5年ぶりの出演となる、ソウルフラワーモノノケサミットに合わせて3時に到着。すごい人。暑い。暑すぎる。
ビール飲みながら聴いていたら、汗が、汗が。汗が足を伝って流れる。何度も。驚く。

モノノケは素晴らしかった。
「辺野古節」「アリラン」「インターナショナル」「満月の夕」「お富さん」などなど。
その後もだらだら観ていたけど、これだけ観て帰っても十分だったと思う。
やっぱり寿町にはモノノケが似合う。ああ満足なり。

寿町は「労働者の町」から「福祉の町」へと変わりつつあるのだそうだ。車椅子の方を3名も見かけた。大した金額のカンパもできず、わたしゃ無力だなあと思うばかり。
| 音楽 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0)
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