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近江屋洋菓子店に行くことに。
店内に足を踏み入れると、
ショーケースにケーキがずらり。昔ながらの懐かしい感じのケーキが多い。
店内は薄暗くて、青くレトロな高い天井といい、
工場みたいな愛想のなさといい、でも気取っていなくて妙に和む…という独特な雰囲気です。
奥に喫茶室があって、500円払うと、
写真のような(左上)かわいいプリント柄カップが手渡され、空いている席を指定される。
500円で、ドリンクバー――フレッシュジュースやコーヒー・紅茶、
そして左下のボルシチ――が何倍でもおかわり自由。
わたしはこのドリンクバーと、ショーウインドウのアップルパイ(350円)を注文。
この緑のトレーがまた給食のようで、なんともたまらない(笑)
ジュースは絞りたてのフレッシュジュース。
右下から、りんご、いちご、レモネード(左下から紅茶、水)。
りんごジュースは、小さいころお母さんが摩り下ろしてくれたみたいなの。
なんだか懐かしい。
いちごも。
レモネードもガムシロップ足して、甘酸っぱくて最高においし〜い。
このほかに、コーヒーやホットの紅茶もあります。
おいしかったのがホットチョコレート。チョコレート溶かしてミルクを足してるのかしら。こくがあってとてもおいしかった。
ボルシチは、ボルシチというより、いわゆる「ポトフ」ですね。
うちの母が作るのにそっくり!
じゃがいも、にんじん、キャベツがごろごろ。牛すじ肉も入っております。
これまた優しいお味。
そいでもってわたしはカウンター的な席に座ったのですが、
目の前に工場からケーキが運ばれてくる機械があり、
ケーキが運ばれてくる様や、制服を着た従業員の方がそれを運んだりして立ち働く姿が見られる。
そんなのを眺めながら食べる。
カウンターはちょいとテーブルが高すぎて食べづらいのだけど、
このあたりはまあ本来ケーキ屋さんだから…なのでしょうかね。
まあともかくこの雰囲気が…なんともいえず和みます。
また機会があれば行ってみたい。
カップ、可愛すぎてもらってきちゃった。
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わたしこの近くの学校に通っていたのですが、
このあたりには来たことがなかった! もっぱら神保町のほうばかり行っておりました。
今になって、行ってみたいお店がたくさんあるんです。
「竹むら」(粟ぜんざいと揚げまんじゅうが有名)でしょ、「かんだやぶそば」でしょ、天丼の「いもや」でしょ…
カレー屋さんもまだ行ったことのないお店色々あるし。
また行ったらレポートしま〜す。
昨夜はこの冬初めての積雪。
帰りがけ、みぞれまじりだったのがぼたん雪に変化してぼんぼんぼんぼん舞い降り、
みるみる降り積もっていくのでびっくりした。
今日は快晴。雪の写真を撮ろうと日中ぶらぶら。
もはや道路の端などに寄せられた黒い雪しか見当たらない…
と思ったら雪だるまを発見。うれしくなる。あは、ベレー帽かぶってる。
梅の花も見つけた。
雪と梅。いかにも2月らしい。
もうすぐ春なんだなあ!
春はうれし。
でも、冬には冬の楽しみがあったよ。
雪も楽しい。
梅も楽しい。
いつだって、どこでだって、楽しめる。
友チョコをもらった! わぁ〜いありがとう!
シェ・シーマの「いちごの石畳」っていう生チョコ。やわらかくておいしかった!
わたしが知っているって言った、乃木坂と六本木の間にあったお店は「シェ・シーマ」じゃなくて、「シェ・リュイ」でした!(存在していたのはかれこれ10年以上も前のこと。)
シェ・シーマは全然知らないお店でした。失礼!
---以上私信---
今年はお花屋さんが、「本物のバレンタインをはじめよう」っていって、男性から女性にお花を贈ろうってキャンペーンをやってるけど、ほんとそっちのほうが自然だと思う〜。
昔からあんまり好きじゃなかったな。バレンタインって。
みんながあげるから誰かにあげなきゃいけないみたいな感じで、無理に別に好きでもない子にあげたりさ(小学校低学年)。
わたしはとにかく粉を使った焼き菓子作りが好きだから、チョコを溶かして成型し直すみたいな手作りチョコってのも好きじゃなかったし!(高校時代)
普段お菓子焼いたりしない女子が突如ケーキやクッキー作ったりして、
申し訳ないケド……おいしくなくてさ〜…!(そりゃ無理よ急に作ろうとしたって。)(中学時代)
そして、「義理チョコ」ってやつ。これもほんと嫌い!(社会人時代)
おっと文句ばかりごめんなさい。
チョコは大好き。贈り物も大好き。
だけどヨーロッパと違って土壌のない日本に根づかせようとした結果が…
いっせいに踊らされて、チョコレート売り場の人だかりとか日本的「義理」とか…
そういうのがちょっとね…って話。クリスマスも似てるね。
だってヨーロッパではもともとチョコレートを贈り合う習慣があるんでしょ? パトリス・ジュリアンさんの本で読んだよ。
いい仕事したときとか、さらりととびきりおいしいチョコを贈るんだって。素敵ねぇ。
友チョコとかお花贈るとかはちょっと自由になってきた感じがしてうれしいけど、
でもお花を贈るってのもあちらの古くからの習慣だしね。日本男児は困っちゃうよねきっと。
そもそも愛を贈り合うなんていう習慣がないからどうしても無理が、ひずみが出ちゃう〜。
それはもういかんともしがたいね〜
まぁ楽しけりゃ、おいしけりゃいっか。
そういう国なんでござる。わたしが生まれた国は。
雪が降りしきるなか、水天宮の「ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション」へ。
「南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥にきいたこと」。これはぜひ観たくて。
この小さな美術館を訪れるのは2回目。前回行ったのは夫の浜口陽三さんとの二人展でした。
皆川明さんと松長絵菜さんのミュージアムトークを聞いたんだった。とても良かった。
こんなふうに書きました。
(ちなみにその後松長さんは結婚されて現在はパリで生活されているそう。『クウネル』最新号で写真家の内田倫子さんがパリの松長さん宅を訪れて書いている文章を読みました。)
南桂子さんの作品は、やはり、わたしはこの上なく好きでした。
観ていると本当に幸せな気持ちになる。
目に見えない大切なものに、そして自分の中にある大事なものに再会したような気持ちになる。
今回は谷川俊太郎さん、蜂飼耳さん、文月悠光さんという詩人の詩が何点かの作品に添えられていました。
南さんは谷川俊太郎さんと交流があったそう。
やーさすがに谷川さんの詩はすごすぎ。
まるで南さんの作品が詩に添えられているようにも感じられるほどだった。
館内では80年代半ばくらいの浜口陽三を特集した日テレの番組を流していた。
「普通小学一年生だと車の絵を描かせると大きく描くのに、彼は小さく、正確に描いていた」という小学校時代の恩師のお話が印象的だった。
浜口陽三さんはカラーメゾチメントという独特の銅版画技法を開拓した人。
何度も刷りを重ねる工程と、色合いや表現世界を究めていく姿勢にただただすごいなぁとため息が出た。
観終わってから、館内にあるカフェでチーズケーキを食べました。
ふふ、これおいしい。さっぱりしてるけどチーズの味がしっかり濃厚なの。
南さんの作品は、今は絶版の、講談社文庫の福永武彦著『塔』や『幼年』の表紙に使われていたのよね(展示されていた)。
いいなぁ、ほしいなぁ。福永作品は読みたいし。復刊されればいいんだけどな。
古本屋で探してみよう。
近ごろ不思議に思うこと。
「おうち」という言葉を、さも丁寧語のようにして使う女性がいますが(しかも自分の家を指して…)、
これって丁寧語ではなくて、本来幼児向けの言葉なのでは。
葉書などの短い文章の最後につける「取り急ぎお礼まで」って言葉はメールでも使われているけど、
そのあとに「失礼します」みたいな言葉をつけないと失礼にあたると思っている人がいたり。
「取り急ぎお礼まで」で終わって問題ないのでは。
ひとつの慣用的な表現だし、「失礼します」は省略されているのでは。
向田邦子さんが、身内が死んだときは「亡くなった」ではなくて「死んだ」と書くのが正しいというようなことを書いていたかと思うけど、今や「亡くなった」が正しいと思っている人が多数だと思う。
失礼でもなんでもない表現が失礼とされ、
おかしな敬語、過剰な敬語(二重敬語しかり)が正しい敬語としてまかりとおっている…。
ううーーむ。言葉は世につれ変わるものだけどさ、仕方ないんだけどさ。
わたしも現代人だから崩れた日本語使ってると思うけどさ、でも違和感を覚えることがあるのよね。
何が嫌って、「美しくない」ってことなんだ。
だから『東京物語』みたいな昔の日本映画観ると、あぁなんて美しい言葉だろう、って思う。所作もね。
まー日本の美ってのはどんどん薄れていくね。
英語も勉強したいが『東京物語』も観たいな。美しい日本語聴きたいから。
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全然関係ないけど写真がないと寂しいので、パリのお花屋さんにて撮った写真をアップ。
それぞれの国にそれぞれの美があるよね(こじつけ的コメント)。
バンドの活動再開。
久々に、ちょっぴり歌ってきました。
わたしは「歌」も「コーラス」もどちらも大好きですが、この2つって似て非なるもの…は言いすぎかな、でもけっこう違うものだと思います。
コーラスは、メインの歌に飾りをつけるもの。引き立て役。自分が目立ってはいけません。
声を使うけど、「歌」っていうより楽器で音を入れる感じに近いかもしれない。だから必要なのは、「歌心」より「アンサンブルの素養」という気がする。
「アンサンブルの素養」ってのは、最近、バンドメンバー募集記事(コーラス募集)で見かけた言葉で。
「正確に音がとれてアンサンブルの素養があること」という条件が挙げられていて、ハッとしたのです。
前のバンドで、なんでだろ〜? と思い悩みストレスを溜めていた原因が明確に言語化された感じ。ドンピシャ(死語?)。スッキリ。
アンサンブルの素養かあ。これだったんだなぁ。
人と音楽やるならば、これが必要なんだよね。
当たり前と思っていたことが、当たり前ではなかった…うん、あれは辛かったさ。
歌がずれていくのに合わせるとか、NHK「のど自慢」の伴奏者じゃないんだからさ…(←おじいさんおばあさんのゆらゆら揺れる歌に合わせてテンポや音程までも変えることがありますよね。優しい…そして、さすがプロ!)。
今では笑い話。
来週までに新しい曲の音とりしなきゃ♪
オケ時代の製本技術が生きたぜ!(↓)
昨年2月22日が「猫の日」と知りましたが、「子猫の日」なるものがあるとは…。
my sweet cat、ミーコちゃんは、現在、某人宅で可愛がられ中。
可愛くて可愛くて、一緒にいたいと奪い合いなのです(笑)
会いたいなー会いたいなー。
昨年わたしのnewゴムバンドでおめかししたミーちゃんをアップ。
もう子猫ではないけれど。
あーやっぱりカワイイ☆(;_;)
もうひとつ本日初めて知ったこと。
今日は父方の祖父の誕生日だってこと(1913(大正2)年2月2日生まれ)。
わたしが小学生のときに亡くなりましたが、生きていたら98歳。
おっと、今年生誕100年の岡本太郎の2つ下か…!