文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
簡単な自己紹介はプロフィールにて。

コメント大歓迎です。ピンとくる記事がありましたら気軽に書き込んでいただけるとうれしいです。
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10月29日(金)失敗

ああいけない。どうしてもこれまでの感覚が抜けない。
人は自分を受け入れてくれるのが当然で、受け入れるどころか評価してくれるのが当然という感覚。

珍しく人見知りではない人がいて、音楽が好きだと言っていて、
わたしが音楽をやっていると言ったら興味をもったようで、
口で説明してもわからないだろうと思い、ついi-podに入っているリハ音源を聴かせてしまった。

しかし、やりすぎではなかったか。
ごく自然な流れではあったけれど。

そのあとの会話は社内の人の悪口に終始。
驚く。そしてハッとする。

初めてお昼ご飯を食べに行き「音源を聴かせる」のはやりすぎではなかったか…。そんな思いがふつふつと沸き起こる。
わたしも陰で何を言われるかわからないと思った。


あんなこと、しなきゃよかった。聴きたいだろうと思ったのは間違いだったのでは。聴きたくなんかなかったのでは。
こちらもどうしても聴かせたかったのではないのだ。単に親しくなる糸口としての行為だった。

距離のとり方がよくわからない。

相当にクヨクヨしている。やりすぎだった。失敗した。
これからは気をつけよう。絶対に。

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これまでと違う立場。最初から見られ方も違っている。だから余計に気をつけなくてはいけないのだ。気をつけるポイントがわかっていないのだ。

慣れない。少し馴れてきた。でも慣れない。

いちいち気にしていたら身が持たないのに、些細な言動の一つひとつに違和感をもち、傷ついている自分がいる。

過去は話せない。わたしは謎の人物である。その気持ちの悪さといったら、ない。

| 日記 | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0)
10月28日(木)行きたかった。

1、2、3、4…もう4つか5つくらい、もみじ市のことを書いているブログ記事を目にしている(10月23日、24日開催)。
もう何年も前から気になっているのに、今年も忘れていた。行ってみたい。行ってみたかった。来年こそは覚えていよう。

あと10月10日の京浜ロックフェスティバル。これまた去年から気になっているのに。あぁ行きたかった! 今年は東京ローカルホンク+鈴木茂氏。すごい。
これまた来年こそは。

「行ってきた」という記事ではなく「行きたかった」というなんじゃらほいの個人的な覚書にてすみません。

| 思ったり考えたり | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0)
10月26日(火)今日のミーコちゃん


豹柄と赤いマフラーがお似合い。

| 日記 | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0)
10月25日(月)ソイポケの看板下ろしません宣言

ソイポケHPは宣告通り、なくなっちゃいました。寂しいな…
んで、それを機に廃刊宣言などしちゃったわけですが、
もしかしてその必要はなかったのかもしれない。

というのは、今参加しているバンドのあり方から思いついたことなのだけど。
今は弾き語り+コーラスの形で「バンド」ではないのに、「バンド」といっちゃっているあたりから…(笑)

普通は自分以外のメンバーがいなくなったら「解散」というふうに考えてしまうけれど、バンド名を掲げたまま、自分一人になっても参加ミュージシャンを募ってライブやレコーディングを行う――そんな活動の仕方もあるのだなぁ…と、大いに感銘を受けたわけです。

つまり、ソイポケはわたしの発案により始めたことであり、
相棒のけいさんが疲れちゃってもうできないということであれば(ちゃんと聞いていないけれど…)、
看板だけは掲げておいて、また別の形で始動するという方法もあった、と思い至りました。

わたしも今後あんな大変な活動は絶対にできないと思い、すぐさま廃刊宣言という選択をしてしまったけれど、活動していなくたって、看板を下ろすことはなかった!

というわけで「SOY POCKET」廃刊撤回宣言(←前言撤回じゃなくて路線変更! だってこんな方法思いつかなかったんだもの)。
わたし個人で掲げていくことにします!

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前にも書いたかもしれないけど、今やってみたい企画は、長寿の方インタビュー。
長い人生を生きて色々な経験をされてきた方の、含蓄のある、示唆に富んだお言葉を文字にして残したい。
そこからわたしたちは色々なことを学べるはずだし、生きる勇気や元気ももらえるに違いない。

なんと、お一方、実現できるかも!
99歳の素晴らしい女性のお話を伺うことができそうなのです!

(ほんとは祖父や祖母の言葉をもっと聞いておいて書き起こしたかったのだ…が、時すでに遅し。)

消えていったかもしれない貴重な言葉を文字にして残すことがわたしの使命なんじゃないか、などと勝手に思っている今日この頃。

って、デザインや紙、印刷の手配なんかをどうするのかは皆目見当もつかず。
やっぱり一人ではできないよなぁ…

どうしたらいいんだろね。課題山積み、実現困難…なわけだけど、ない知恵を絞って考えてみよう。
ともかくもっとインタビュー→執筆がしたいなー、と。
バンドのインタビューなどもやるかもですっ。

皆さんどうぞよろしく!


初心忘るるべからず(↓)。
(きっかり8年も前だなんて! 嘘だ〜!)

| SOY POCKET | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0)
10月24日(日)パリのファッション

そういえばちょうど1年前の今頃はパリに行ったのだった。
最近こんな本をパラパラと眺めてて思い出した。

■『パリ流おしゃれアレンジ!自分らしく着こなす41の魔法


そう、パリジェンヌの着こなしのポイントは「崩す」こと!
シンプルな洋服を、人と違ったふうに「着こなす」こと!

どうしてもきちっと着ること=お洒落ととらえがちで、さらに「人と同じ」であることに安心してしまう日本人のファッション感覚とはかなり違うと思う。

洋服だけじゃなくて、姿勢をしゃんとすること、表情豊かであること、ひいては生き方が素敵であること…
そのすべてがファッション。

そのことをとても魅力的なイラスト+書き文字で詳細に伝えてくれる。
こんな本を待っていた! わたし大好物です。

ま、モノトーンでキメすぎないお洒落があんなに決まるのはやっぱりあのルックスがあるからさ、といじけたくもなるけれど…
でもこの本はかなり参考になるし、インスピレーションも湧くし、何より眺めているだけで楽しいですよ。

わたしは、まずはトレンチコートを着こなしたい。
なんだかどうしても全体に占める面積が大きくて「着られている」感がある。丈が長めなのを着ているから難しいということもあるんだけど、毎年なかなかうまく着こなせない。
でも諦めずに、まずはこの課題から取り組んでみよう。

最近古着屋めぐりもしたいのよね(誰か一緒にしない?)。

| ファッション | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)
10月22日(金)ネタください!

ああ、ほっとしたのもつかの間…またコラムの締め切りがやってくる。
何を書こうか…ネタを考えるのがけっこうしんどい。ネタが決まれば半分以上できたも同然(は言いすぎか)。
誰かネタくださーい。次は12月号!

11月号は大好きな絵本が映画化(しかも3D化)するっていうんで楽しみに試写を観に行ったのだけど、原作の簡潔な線と余白が損なわれていて、登場する動物たちがそのまんまボンっと立体化されていて、やたらと効果音が入っていたりして、がっかりしてしまった。
あの侘び寂びが良いのに…

でもこれから絵本が電子書籍化していくと、こんな作品がたくさん生まれるのかもしれないな(これは映画ですが)。
表現は常に新しくなるものだけど、必ずしも刺激ばかりが強いものが子どもの感性をはぐくむわけではない…そのことを、大人は、作り手は、忘れちゃいけないんじゃないか。

てなわけでこの作品は取り上げないことにして、急遽このアルバムを紹介しました。
8月に出たブライアン・ウイルソンの新作!


Brian Wilson reimagines George Gershwin[import,From US]
Brian WilsonWalt Disney Records

いやー、これめちゃくちゃいいアルバムです。
ガーシュインの曲をカバーしているのだけど、どの曲もしっかりブライアンの曲になっている。
未完成曲の「The Like in I Love You」「Nothing But Love」素晴らしい。
スワンダフルは6拍子で、 ボサノバっぽいけどボサノバのリズムではないアレンジ。
インスト曲の「I Got Plenty o’Nuttin’」も、ペットサウンズ・スマイル的なブライアンな世界。
ロックンロール仕立ての「I Got Rhythm」もいい。
てか、全曲いい。
アメリカの良質なポップスが天才から天才へと受け継がれていく…これは感動的です。

そしてジャケットもいい。
なのにディズニーレコードより、日本での発売が未定なので画像の掲載は不可とのことで、今回のコラムで載せられなかったのだ。
悔しいのでここで載せました。素敵でしょ。

で、問題は12月号のネタであります。
ううーむ。

| 仕事 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0)
10月20日(水)昨日のライブ

よく考えてみると、スタジオやカラオケ以外で、人前で歌うのは高校の合唱コンクール以来でした。
というわけで若干緊張しました。
でもその緊張感も、良いのですよね。
楽しかったです。良い体験でした。

(以下、たぶんご覧になっていないでしょうが、この場を借りて、私信。)
Cさんいらしてくださって本当にありがとう! 少し居心地の悪い思いをさせてしまい、ごめんなさい(あのような場所だとは…)。
空腹のままで夜遅くまで…大変大変申し訳なかったです。
本当にありがとうございました。

「ソロがあったらよかったですね」
という最後の一言に、確かに…と。
コーラスでは人を呼びにくいのだなぁと思ったことです。

でも今後も呼んでいきます(笑)
よろしくお願いします。
(以上、私信おしまい。)


確かにソロはない。
でもね、アコギ弾き語り(男性)+4人コーラス(女性)という編成は見たことも聴いたこともないようなメチャ変てこな形で、インパクトがあったと思う。
見た目的にも音的にも、お客さまに、一体メインは弾き語りなのか?コーラスなのか?みたいな戸惑いを与えた模様。

もちろん当然メインは弾き語りで、歌詞もちゃんと聴いていただきたいわけですが、楽器がアコギしかないのでコーラスが占める比重がやたらと大きくなるのです。


百聞は一見にしかず。いくら語られたところで、聴いてみなくちゃわかんない。

世にも珍しい編成のライブ、次回は12月の予定。ぜひ体感してみてください。
自分でいうのもなんですが、これはイイ。面白いです。聴かなきゃソンですよ!

| 音楽 | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0)
10月11日(月)公園でパート練習

今日は暑かった。最高気温29度とか!
代々木公園でコーラスの練習をしました。パート練習。

公園で歌ったりできるのかな?と思っていたけど、休日の代々木公園はすごい。
お笑い、演劇、ジャンベ、フルート、ダンス…もうありとあらゆるジャンルの表現者たちの練習場と化していた。
さすが東京。公園がこんな状態になるのって東京ならではよねぇ。
そんなわけで、われわれも、変な目で見られたり目立ったりすることもなく、堂々と、充実の練習ができました。
ブレスの場所とか、歌い方とか強弱とか、声の出し方とか、曲のイメージとか、色々細かいところを打ち合わせることができて、よかった。

二人で歌っていると、「音楽家さんですか?」と話しかけてきて、「練習しているところを撮らせてください。自然な感じで…」なんてカメラを向けてくる人や、なぜか「足のサイズを測らせてください」という人や…おかしな人も多かった…

やー、「歌」って体一つでいいから、ほんとに楽!
でもやっぱり音叉ひとつではちと厳しかったな。少し離れたところでフルートの練習をしていた人に、「すみませーん。Aの音くださーい」って言いたくなるくらいだったよ(笑)
次は、何でもいいから、何か音がとれる楽器がほしいところ。ソプラノ笛か、バイオリンのチューニング用の笛とかでもいいや。ソプラノ笛ってまだあったかな!?
ほんとは小さい鍵盤が一番だけどなぁ…

| 音楽 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0)
10月5日(火)歌のこと
30過ぎてバンドをやるようになって、「歌う」ということを思い出した。 

子どものときは、歌うことが大好きだった。家でも、学校でも、よく歌った。
大人になるにつれて嫌いになったというわけではない。
以前ソイポケにも書いたことがあるけど、高校〜大学は楽器ばかりやって、
歌うことを忘れていたのだった。
 
あと恥ずかしがりやという要素もあるかもしれない。
人前で一人で歌うことは死ぬほど恥ずかしいことだった。
小学6年生のとき、先生に合唱のソロに指名されても強硬に拒んだこと、今でも覚えている。
でも、ピアノは恥ずかしくなかった。
不思議。
 
それと、心の片隅で、歌よりも楽器のほうが上という意識があったことは否定できない。
あれは一体なんだったんだろな…
 
今、歌は本当に面白い、と思っている。
楽器も同じだけど、歌はもっと直接的にその人の個性が出る。10人いたら、10通りの歌がある。
歌は、とてもシンプルな自己表現。
 
わたしは歌を専門的に習ったことがない。
腹式呼吸も発声法も、わからない。
そういうものをみっちり身につけた人からすると、
何もかもなっていない、でたらめな歌ということになるだろう。
 
でも、わたしは逆にそれを武器と思うことにした。
というのは、最近知り合った、音大で声楽を学んだ人の話から気づかせてもらったのだけど。
 
地声でポップス系を歌おうとするとき、
習ってきたことが足かせになるというのです。
 
「習う」ということは一つの枠にはめられてしまうことでもあり、
それが染み付いてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業。
 
わたしのピアノがまさにそうだから、よくわかる。
「譜面がないと弾けない」というのは、クラシックピアノを一生懸命やってきたがゆえ。
「自己流」でかっこいいピアノを弾く人にどれだけ憧れるか…
 
わたしの歌は、誰からも指導されたことのない、
自己流で、自由な歌。
腹式呼吸や発声法も身につけたいけどね(笑)
でも、ピアノのことを思うと、そんな状態でいられることに感謝したい気持ちにもなる。
 
「習う」って、難しいことだなぁ…
 
| 音楽 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0)
10月2日(土)金木犀日記

本日、金木犀の香りを察知しました!
去年、一昨年と、このブログに金木犀が香った日のことを書いていて、
2年続けて10月6日だったので、今年は少し早めでした!

じつは先月、上記過去2年の日記により大体10月頭には香るのだな、と確認し、
10月1日発行のコラムに
「金木犀が香り始めると…」なんて書いていて、
だから、ちゃんと香ってくれてよかった! バッチリでした!

ブログって役に立つな〜

| 日記 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0)
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