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朝起きたらこんなパンが焼きあがっており、『マフィンおばさんのぱんや』という絵本を思い出した。
「アノダッテ」という男の子が焼くパンがふくらみすぎちゃって大変なことになる、っていう…
レーズンとかチョコとか大量に練りこむところがおいしそうで忘れられない(食いしん坊ね…)。
このパンは、ハチミツ入りの生地で、りんごジャムやレーズンが入っていました。
おいしかった!
りんごのワイン煮とバニラアイスを一緒に食べたらおいしすぎでした。
シナモンかけて、チョコチップクッキーとも合わせて食べたら、
ちょっとアップルパイっぽかったかもしれない、
と、食べ終わってから気づきました。
(ちなみにチョコクッキーとアイスを一緒に食べるのもおいしすぎる。)
※本日カラマーゾフ読了しました!!
マスコミ試写で、アキバーシアターにてオペラとバレエを観た。
ソニーの配給による「WORLD CLASSICS@CINEMA 映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行」。
タイトル通り、ヨーロッパの超一流の劇場で公演された舞台芸術を映画館で観られる。
わたしが観たのは、ミラノのスカラ座における「椿姫」と、ロシアのマリインスキー・バレエの「白鳥の湖」。
どちらも、とってもよかった。色々な場面で泣けてきちゃった。
本物の芸術だから、だと思う。
「椿姫」では、思いがけず主人公に感情移入してしまい、歌の素晴らしさとあいまって、涙。
時代や国は違っても、女性の心理には共通するものがあるね。
ヴィオレッタ役のアンジェラ・ゲオルギュー。
迫真の演技、響き渡る見事な歌……心揺さぶられる。
オケの指揮は、ロリン・マゼール。
「白鳥の湖」ではあの有名な曲にのってプリンシパルが登場してくるだけで涙が出ちゃった。
バレエってどうしてこんなに美しいの? こんなに美しいものが世の中にあっていいのか…というくらい。
プリンシパルは、オデットとオディールの一人二役、ウリヤーナ・ロパートキナ。
もう、なんと形容したらいいのかしら。この気品、存在感。指の先まで美しい。まさに、白鳥。
ロパートキナは、すでに「踊る伝説」といわれているそうな。うーん、納得!
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日本で、映画館のスクリーンで観るのですからね。そりゃあ、ミラノのスカラ座で観るのとはまったく違いますよ。豪華な劇場、幕間のお喋り、拍手、臨場感…などなどは、ありません。当然ながら。
薄っぺらな印象です。バーチャルな体験でしかないかもしれません。
でもね、ヨーロッパは遠い。そうそう行ける場所ではない。
そう考えれば、映画館でこんな素晴らしい舞台が観られるのは、ありがたい話。
それに、細部までよーく観られるのは、これは映像の強みです。
わたしはた〜っぷり堪能して、心の栄養満タン状態で、ほくほくしながら帰途につきました。
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おまけ。
幕間ならぬ休憩で入った英国風パブ HUB。
夜の雰囲気はぜんぜんわかんないけど、
コーヒー180円でたっぷり入っていて、
ちょっと休憩するにはよかった。
時折無性に食べたくなるチョコチップクッキー。
このレシピで作るの2度目だけど、ステラおばさん風で、カリッとしていて気に入ってます(作るときは生地やわらかめでちょっとやりづらいけど)。
粉 130g
ベーキングソーダ 小さじ3分の1
バター 85g
ブラウンシュガー 50g
グラニュー糖 40g
卵 1個
チョコチップ 120〜140g(適宜)
バター→砂糖→卵→粉の順に混ぜていき、
生地を冷蔵庫で一時間寝かせてから、
15gずつに分けて丸め→手のひらで押して5センチの丸型に。
180度のオーブンで10分焼く。
焼いているときの甘い香りがたまりません。
最後の有閑マダム的生活を満喫するべく、友だちと一緒に、かねてから行きたかった元町のモトヤ・パンケーキ・リストランテへ。
テラス席に通されたのですが、暖房がしっかりきいていて、あったかい。
そして、かわいいワンちゃんがたくさん。
さんざん迷って、ソーセージやオムレツやサラダなどが添えられたお食事パンケーキにも未練を残しつつ、
マスカルポーネチーズ+カフェオレソースをオーダー。
やー、自分で作るのもいいけど、こんな豪華なパンケーキが供されると最高に幸せな気持ちになるなぁ。
喜び勇んで、あこがれのパンケーキをぱくっと一口。
ふわっふわで、良い香りがして、すっごくおいしー!
でも、3枚重ねはかなりボリューミーでした。どうしても食べ切れなかった…残念…
お腹ペコペコ状態でランチとして食べたのだけど(普通に3時のお茶としては絶対無理…)。
あと、クリームやチョコがのっているのは、見た目にすっごくおいしそうだしワクワク感を高めてもくれるのだけど、パンケーキはやっぱりシンプルにバターとシロップで食べるのが良いのかも、とも思いました。
平日の昼間にお茶するなんて、もうできないから、しみじみとこの幸せを味わいつつ、日が暮れるまで、贅沢な時間を堪能しました。
3年も前の出版時当初から気になっていて手がつけられなかった、新訳『カラマーゾフの兄弟』。
時間がある今こそ大作に取り組むべし、と思い今月から読み始めた。
長い〜。長いよ〜。読んでも読んでも終わらない。
今月下旬からはまた慌しい日々が始まり、時間はもちろん、気持ちの余裕もなくなってしまうわけなので、何とかそれまでに読破したいと懸命に読むけれど、なかなか…
1巻は面白く読んだものの、2巻でキリスト教、魂の救済といった非常に重厚なテーマが出てきて読み進めるのに困難を覚えはじめ、今3巻でまた読みやすくなり、半分ほど読んだところ。
3巻は、三男アリョーシャの内面や、長男ドミートリーが主人公となる物語なので読みやすい。
ただし、時系列が少々混乱してきて、これは何日目に起こったことだっけ!?と1、2巻を確認しながら読むのがちょっと大変(巻末の「読書ガイド」にまとめられている“あらすじ”を活用。これとても便利! 「読書ガイド」も読み進める上でとても頼りになる)。
4巻がまたえらい長くて、700頁もあるわけで…忙しくなるまでに読み終えるのはおそらく無理だな…あらすじを忘れちゃいそうなのが嫌なのよねえ……
でもまぁ仕方ないや。読めるだけ読んでおこう。
パリに行く前から、帰って来たら観に行こう、と思っていた映画、『パリ・オペラ座のすべて』。
冒頭のシーンは、オペラ座正面、中から見たパリ市街の風景…。
…おお、これだ、これ。この間見てきた風景だ。
ダンサーたちの練習風景が続く。
時折織り込まれるのは、事務方の仕事ぶり。
ダンサーへの対応、人事、演目決めや振り付け師への対応、社会保険等庶務的実務、外部との折衝…等々。
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ダンサーの踊りは古典から現代まで多彩で、見ていて飽きない。
人間の肉体、身体表現の面白さ、奥深さ。
バレエは上へ、上へ…という踊り。
下へ、下へ(たとえば炭坑節。“掘って、掘って、また掘って〜♪”)の日本の踊りとは正反対。
必ず先生(監督?)がついていて、練習に付き添いながら指示を出していく。
そうやって完成度を高めていくというスタイルはクラシック音楽と似てるなと思う。
リズム命! アン、デュー、トロワー、キャトー!
寸分の狂いも許されない。微妙な体の動きを調整していく。
演奏はアップライトの生ピアノ。やっぱり生オケ代わりには生ピアノが便利なのだな。
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内部のカフェテリアみたいなところで食事のシーンがあったのだけど、
これまたパリでの食事を思い出しました。ううーん、おいしそう。
バタールは食べやすい大きさにカットされ、
サラダは思い思いの品をお皿に盛ってもらうスタイル。たっぷりと。
やっぱりクスクスは人気あるんだな。
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ダンサーの定年は40歳。
事務方がダンサーを集め、「このたび、オペラ座のダンサーには40歳から年金が支給されることになった」と説明するシーンがあり、「決定ではあるけれど、質を落とさないよう努力してほしい、一人一人にかかっている、オペラ座のダンサーであるという自覚をもってほしい」と強調し、ダンサーたちを鼓舞していた。
ふええ、日本じゃこんな特例措置、絶対あり得ないことだなぁと思って、びっくりした。
やはり芸術を大切にしていくためにはこうした社会保障面での措置がものすごく大切だよなぁ。
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エントランスは映し出されないのかなぁと思っていたら、映画の最後のほうでやっと出てきた。
わたしがわからなかったシャガールの天井画も。
あれはもしや舞台の方側の天井に描かれているのかな。いまだにわからない。
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確か予告編ではオペラ座地下の謎に迫る…みたいなことをいっていたような気がするんだけど、地下の謎を解き明かすようなシーンはなかったかと…
それだけがちょっと気になった。
屋上の掃除風景は出てきたけど!
掃除夫のおじさんが、蜂がワンワン飛び回るなか煙突?などを掃除する。
あんな高いところに蜂がいっぱいいるとは。これまたびっくり。
自由が丘の「フェルマータ」というお店でピザを食べました。
カウンター席に座ると、目の前が釜。
外が寒かったので、釜のそばはあったかくって、じんわり。
日替わりとマルゲリータを注文。
目の前で焼いてくれる。
うむ、もっちもちでおいしい!
アンチョビの塩味・旨みとルッコラのごま風味がおいしかった(日替わり)。
ぶらぶらして、「LAS LUCES」でお茶。
おお、自由が丘っぽい素敵なお店です。
「タルト・タタン」を食べました。
昨日「トルタ・ディ・メラ」というイタリアのりんごのケーキを作ろうとして大失敗したので、
どうしても食べたかったのです。りんごのお菓子が。
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昨日はそもそも「タルト・タタン」を作りたかったのだけど、
りんごが大量に必要そうだし、タルト生地を作るのも面倒だな…
と思っていたところ、「トルタ・ディ・メラ」なるお菓子の作り方を発見!
フライパンでできるみたいだし、手軽でいいかなと思ったけど、
じつはフライパンというのは必ずそばについていなくちゃならないし、
焦げる危険性が発生するわけで、オーブンのほうが楽なんだなと知ったのは大失敗して後のこと…
「タルト・タタン」みたいにうんと焦がしたりんごが食べたかったので、
指示された作り方に従わず、
砂糖とバターを溶かしたなかで、りんごを長時間炒め続けてしまったのがいけなかった。
かなり長い時間炒めたあと、もういいかな、と思ってケーキの生地を流し込む。
しばらくすると何やら焦げ臭いにおい…煙も立っています!
それでも生地を焼き上げなければならないので少々粘ってお皿にひっくり返してみると…!!
いや〜…りんごが見事に真っ黒でした。
ちょっと焦げたというレベルではなく、真っ黒。
これには参った。こんな失敗はおそらく生まれて初めて。
生地も少々生焼けだし……なんだか、漫画に出て来るような、絵に描いたような失敗です(笑)
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そういうわけで、お店で「タルトタタン」を食べましたが、これ、なかなかに焦げたお味がいたしました。
おいしかったけど、途中で飽きちゃうような味でもあり…
どうなんだろ、タルトタタンをあまり食べたことがないので、どんなもんだか評価しづらく…、
ほかのお店でも食べたみたいし作ってもみたいな!