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今日からN響アワーの司会が池辺晋一郎さんから西村朗さんにバトンタッチ。
どんな方なのかな、と興味があり、曲目もチャイコフスキーの5番(チャイ5)ということで楽しみに観賞。
チャイ5は一番好きな交響曲、かも。
って膨大な曲のなかから一番って乱暴、かつ、どんだけ聴いてるんだって感じでもありますが、大学オケの、初めての定期演奏会でやった曲だから思い入れたっぷり。特別に大好きな曲なんだよなー。
いつでも、いかなるときでも聴きたいと思えるほど好き、なのです(6番あたりだと、ああ今日はいいや、とか思う日がある)。
西村さんが、「まさに春爛漫ですので、華やかなこの曲を選んだ」とおっしゃっていて、この曲にまるで春のイメージをもっていなかったわたしには驚きでした。
定期演奏会が秋〜冬だったからその印象が強かったのかもしれないけど、何よりチャイコフスキーがロシア出身だというのが大きいかな。極寒、疾風怒濤というイメージ。
まあでも言われてみればメロディアスでエネルギッシュで華やかな曲だものね。
桜の季節に聴くのも良いものでした。
2楽章でホルンが活躍する部分は有名ですが、今日は、じつはオーボエも活躍しているということに気づきました。とても美しい音色だった。
ともあれチャイ5はほんとに美しいメロディが満載。ため息。涙。いつ聴いても素晴らしい。
シャルル・デュトワさんの指揮、熱がこもっていて良かった。最終章などとくに、手に汗握りました。
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クラシックといえば、先日池袋の芸術劇場にてオーケストラを聴く機会があったのですが、席が舞台から遠すぎてどうにも臨場感に欠けました。
生の音楽はもちろん何ものにも代え難いけど、あれだったら家でテレビ鑑賞のほうが心動かされるかもな。
あんな席で5000円は安くない。というか高い。もうちょっと気軽に生のクラシックが楽しめるといいのになあ〜。