文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
簡単な自己紹介はプロフィールにて。

コメント大歓迎です。ピンとくる記事がありましたら気軽に書き込んでいただけるとうれしいです。
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5月31日(土)築地でランチ
築地市場にランチを食べに行った。じつは初めての築地。
雨の中ぐるぐる歩いて、「八千代」というお店に入ってみる。
奮発して「醍醐味」というセットを注文。トロもウニもおいしかった! お寿司というのは、一瞬の快楽を味わう感じで、本当に贅沢ですね。一瞬の美。花火みたいな感じ。他の食事とちょっと違う。

そのあと、一昨日ecoちゃんの日記で知ったマックモアというお店へ。
今回は行くつもりはなくて全然下調べしていなかったのだけど、「喫茶店なんだけど定食が旨い店があるんだって」という話をしたら、なんと、一緒に行った人も「それ、ガイドブックで朝見た!」とのこと。気になっていたらしく、何となく探して歩く。
しかし二人とも店の名前すら忘れてしまっていて、「マがついたような気がする」「わかりにくい場所にあるらしい」」という非常に曖昧模糊とした情報源を頼りに歩く。
半ば諦めつつではあったのだけど、ぶらぶらと歩いていたら何となく勘が働きひょいと商店街ののれんをくぐればそこには果たしてマックモアが! ラッキーでした。
 
注文をとりにきたお店の女性が色々とお店のことを教えてくれた。もともとは築地で働く人たちのための「まかない」的お店だったということ、テリー伊藤さんが常連さんだということ、テレビの取材はお断りしているということ、などなど。
おすすめのお寿司屋さんもおしえてくださった。
ちなみにわたしの座った席はいつもテリーさんが座る席だとのことでした。

店内は昔ながらの喫茶店という感じで、好きな雰囲気でした(写真、ちょっと傾いてますが)。
「中おち定食」というのがおすすめらしい。あと「かまとろ定食」。どちらも950円なり。
土曜日限定メニューとしては「姫丼」という、鮪づけ丼、鮭いくら丼、焼肉丼という3種類の丼セットもありました。こちらは1050円。

雨だったのであまり歩き回れなかったのが残念。今度は食べ物やさんだけでなく食材なども物色したいものであります。
| 食(つくる、食べる。お店も) | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0)
5月30日(金)六本木で映画と本屋
六本木にてマスコミ試写会。「グーグーだって猫である」を鑑賞。
絶対観ようとチェックしていたら試写会の案内があって、ラッキーでした。
何しろ大島弓子原作、猫、吉祥寺、細野晴臣さんの音楽、とくれば、そりゃあなた! たまらない人にはたまらないツボがてんこ盛りなわけでして。
小泉今日子主演、上野樹里、加瀬亮、森三中出演、というのも、良いですよね。
じつは原作を読んでいないのでストーリーを全然知らずに観に行ったのですが、こんなお話だったとは……。
ネタバレになるので多くは語りません。でも、猫を飼ったことのある人は号泣すること間違いなし。映画終了後、マスコミ人の方々、皆さん目を泣きはらしていました。
一般公開は9月です。

その後、青山ブックセンターへ。勝手知ったる六本木。金曜の夜は相変わらずでした。交差点そば、マツモトキヨシの隣のビルの一階に、軽く飲みながらキューバ音楽で踊れる新スポットができていた(ガラス張りの小さなスペースで、通行人に丸見え)。
ああやっぱり青山ブックセンターはカルチャー系が充実していてお洒落で大好き。岸本佐知子さんと、谷崎由依さんと、鴻巣友季子さんという女性翻訳家それぞれがセレクトした本の棚があったりして、楽しい。
本の見せ方、売り方がうまくて、この本屋に来るといつも、本屋の仕事も一種の編集だよなあと思う。
購買欲をそそられ、4冊お買い上げ。「真鶴」と「友だちは無駄である」は岸本さんセレクト。前から読みたかったし。
今はまっている岸本さんの「気になる部分」も購入。「ねにもつタイプ」は、本当に本当に面白かった!最高!!


| 本・雑誌 | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0)
5月25日(日)ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
今日のN響アワーはラフマニノフ!
中村紘子さんのピアノで、「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」を聴きました。
指揮は準・メルクルさん。

中村紘子さんは60歳を過ぎておられるのにパワフルな演奏で、お見事でした。
素敵。この曲やっぱり大好き。あまりにも美しくて涙が出そう。

ラフマニノフといえば思い出すのがエリックカルメン。特に、「オールバイマイセルフ」はこの曲を元に作られてる(右のCD「サンライズ」に入ってます)。
ラフマニノフ好きのクラシックファンの方、ぜひエリックカルメンを聴いてみてください。
エリックカルメン好きのロックファンの方、ぜひラフマニノフを聴いてみてください。
ついでにソロになる前のバンド「ラズベリーズ」もものすごくいいです。大好き。
ロック+ラフマニノフ=エリックカルメン、です。

中村紘子さんといえば、最近『ピアニストという蛮族がいる』という本を読んだのです。
ものすっごく面白かった。日本人初のピアニストとかね、初の国産ピアニストはウィーンで投身自殺したとかね(ここの部分の中村さんの書き方が印象的でした。あっけなく一つの命が失われることに、胸の中をさあーっと黒い風が横切るような気持ちがしました)。
世界のピアニストたちについての記述もあり、ラフマニノフのこともあった。やや男性的な硬質な文体でピアニストに関する面白エピソードが綴られているのです。『文芸春秋読者賞』という賞を受賞しているらしい。傑作。
ピアノに加え、文才もおありになるのだからすごいなあ。羨ましいなあ。
| 音楽 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0)
5月23日(金)色とりどりの種
テーブルにあったタッパーを開けたら、色とりどりの豆の種がきちんと分類されて入っていてびっくりした。なんてかわいらしい。ビーズみたい。
| 暮らしの楽しみ(食以外) | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0)
5月21日(水)沖縄のリズム。
今号の『クウネル』は「沖縄のリズム。」。
朝、朝日新聞のサンヤツで目にして、これは買うべしと、さっそく仕事帰りに買ってきた。
海。ゆんたく。家庭料理。信仰。三線。
いいなあ、いいなあ。和みます。

それにしてもほんとこの雑誌の写真は素敵。お洒落じゃないものまでお洒落になる。
あと文章はほのぼのとしているけど、実はライターさんは書くときは相当四苦八苦しているに相違なく、その後いろんな人の手によって赤が入り、ああでもないこうでもないと意見を戦わせて完成しているのだよなあと、その苦労に思いを馳せ、それを読める幸せを噛み締めた。

ほんわかした空気を生み出す現場は、どんな感じなんだろう。
ほんわかばかりはしていられないはずだ。

はあ、沖縄行きたいなあ。

| 本・雑誌 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0)
5月17日(土)南桂子さんの絵と、ミュージアムトーク
水天宮の「ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション」という小さな美術館に行ってきました。浜口陽三・南桂子二人展「ひびきあう詩(うた)」という企画展。
南桂子さんの銅版画は前から見てみたいと思っていたし、その関連イベント「ミュージアムトーク 南桂子−“ものがたりが聞こえる”」(皆川明 、松長絵菜(料理研究家)出演)がとても興味深かったので。

ミュージアムトークは、皆川さんと松長さんがそれぞれあらかじめ好きな南桂子の絵を3枚選んでいて、どういうところが好きなのかコメントしたり、南さんの絵から感じることなどを話しあったり。
皆川さんの意見は「自分の世界にいるんだけど全く一人ではないというような、孤独の安心みたいなものを感じる」とか「見えているものを借りながら見えていないものを描いているような感じ」とか。すごく印象的だった。
絵の見方・感じ方が、さすがデザイナーだと思わせられるのだった。

松長さんは姿も雰囲気も声も可愛らしい人で、オレンジ色のワンピースがとてもよく似合っていた。あれはミナの洋服かな?
「優しい、あたたかい絵。幸せな気分でいっぱいになる」という感想は素直で率直で、心からそう思っていることが伝わってきた。
「クウネル」などでお名前は目にしていたけど、本は見たことがなくて、陳列されていたものをぱらぱらっとめくっていたら、本当に丁寧で心を込めた仕事ぶりが感じられて、心動かされた。
おいしそう、とか、かわいい、というのに加えて、紙面で表現されている豊かな空気が、とてもいい。
ほわほわとした乙女さんのようだけど、その審美眼、感性には決してぶれない確かさを感じた。そのようにして料理を作り、仕事をし、生活をしているのだなと思ったらなんだか変な話だけど、涙が出そうなほど嬉しくなってしまった。
わたしはがんばる女の子が好きだ。

南桂子さんの絵にもまた、似たものを感じた。
鳥、木、花、少女。眺めていると幸せな世界に吸い込まれていきそうだ。少女は哀しそうな目をしてはいるけど、あたたかな世界に守られている。
人間は皆一人で孤独、だけど生きることは素晴らしい、というような世界観を感じました。

トークの後にお茶会があって、松長さんのお菓子と紅茶をいただきました。
グラニュー糖をまぶしたフルーツゼリー。すごく香りが良くてかわいくておいしかった。
わたしがいただいたのは右のやつ。色も形もかわいい!
素敵なイベントでした。

| 日記 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0)
5月6日(火)ドリア
ずっと作りたかったのだ。食べたかったのだ。おいしくできた!
| 食(つくる、食べる。お店も) | 23:14 | comments(2) | trackbacks(0)
5月4日(日)みどりの日
みどりが美しい季節です。
スナックえんどうはわたしより背が高くなった。


左は丸々としたスナックえんどうの実。
右はゴーヤの苗。「ほろにがくん」だって。「にがにがくん」というのと二種類あった。大きくなあれ。
  
打ち上げ花火みたいな花。名前がわかりません。
エーデルワイス。かわいい花よ。
| 暮らしの楽しみ(食以外) | 22:45 | comments(0) | trackbacks(1)
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