しつこいようですが、そして今更ではありますが、沖縄に行く前に読んだ本たちを紹介しておきたくなったので載せておきます。
これから沖縄を旅する方の参考になれば…。どれも良書です。
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『なんくるなく、ない』吉本ばなな
ばななさんの沖縄旅の日記。
はまってしまったのねえ。
波照間についてけっこう書かれていて、行く前に読んで心躍らせてた。食べ物情報やらなんやら、かなり参考になった。
ばななさんは旦那さんやお友だちや仕事関係の方々と訪れてますが、やっぱり仲間と旅するのって楽しいよなあ。絶対。
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『沖縄上手な旅ごはん』さとなお
著者は、本業はCMプランナー&キャンペーン・プランナーとのこと。那覇、宮古、石垣、小浜、波照間での旅ごはん紹介。
お店、かなり参考になります。那覇の「あんつく」は本当に良い店だった。
でもこの方の薦める店は今は有名になっちゃってて観光客だらけかも。
たとえば石垣の焼肉や「やまもと」。ぜったい食べようと思っていたけど、石垣について電話したら1カ月先までいっぱいだと言われた。すごいなあ。次は絶対に食べたい!
小浜島でもずくとりもしてみたいなあ。とりながら食べるんだって!
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『竜宮歳時記』小嶋さちほ
ボ・ガンボスの、どんとの奥さんが、夫婦で移住した先、沖縄について書いた本。ずっと読みたかったけど、今年始めに文庫化されてやっと手に入れることができた。
ほぼ本島の情報。実際に沖縄で体験した行事などが、躍動感あふれる楽しい文章でつづられてる。まさに竜宮歳時記。
生前どんとが愛した場所の紹介と、さちほさんと町田康氏との対談もおもしろい。
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『沖縄文化論――忘れられた日本』岡本太郎
出ました!沖縄論といえばやっぱりこれ! このブログの右側でもリンクはってますが。
滞在中も読んでいた。日本文化というやつを考えると必ず沖縄にぶちあたる。ここから日本を再発見してみるのは大変興味深いこと。
本島、石垣、八重山の小さな島々、そして久高島についても触れられてる。
■『沖縄トリップ』イコマユキ
20代の女の子が2週間一人で沖縄を旅した記録。絵と文章、手書き。
バスでの一人旅、ってのと、食を重視してるところに惹かれて買ってみたけど、なかなか参考になりました。
バスの苦労話、一人旅の楽しさと大変さなど、いろいろ共感…。
ちょうどわたしが1週間滞在したコザから近いところに宿をとってあちこち回られたようで、本島中部の情報が多いです。
■沖縄やえやまGUIDE BOOK
八重山を旅する人は大抵これを持ってる、とどこかで読んで買っちゃったけど、八重山で会った人たち、だれ一人として持ってなかった。
普通の沖縄ガイドブックでは省略されちゃうようなちっちゃな島についても大変詳細に書かれてる。かなりコアな情報で、読んでいるだけでも面白いかも。
石垣島にある南山舎という出版社から出ているんだけど、ここで働いたら石垣に住める!それもいいかも! なんて、帰ってきてからけっこう本気で考えたりした。