NYから帰ってきて2日たった。時差ぼけでとくに午後からちょっとふらふらしている。
とにかくあっちこっち歩き回って色々見てきたから、何から書けばいいのやら、困ってしまう。
日本に帰ってきてから気づくことがいくつかある。
今日思ったのは、NYの街はにぎやかなようでいて、日本のような余計な音楽は流れていなかったなってこと。
日本では商店街やカフェ、書店などでどうしてこんなに無意味なBGMを流すのだろう。落ち着いてご飯を食べたり話をしたり、一人で本を読んだりするのに、こういう音楽はとても邪魔。ムードを盛り上げるため、あるいは購買欲をあおるために流しているのだろうが、とても気になるし、落ち着かない。
確かにNYの本屋でも音楽が流れているところはあった。でもそれは本当にかすかな音で、しかもちゃんとしたクラシック音楽だった。
そうそう、日本のお店(スーパーとか商店街とか)で流れているのって、わざわざお店で流すために作られた音楽なんだよね。
それを大音量で。オリジナルを小さく流しているのとは全然違う。
それからこれはみんな口にすることだけど、食べ物や飲み物の量。アメリカはやはり、びっくりするくらい多かった。まあ、体が違うからね。
コーヒーは噂に違わず薄くて量が多い。スモールが日本のラージくらいな感じ。
ピザの一切れもとても大きい! 日本の倍。
今日はカフェにてコーヒーが少ない…と思ったよ。わたしにはこれくらいがちょうどいい。
ああ、ほかにも色々、あ、ここが違うな、とか思うんだけど、なんだっけな。
あ、たとえばあいさつ。NY(に限らず欧米はどこでもそうだろうけど)では知らない人同士でもthank you とsorryといった言葉をすごくよくかけあうなあと思った。
日本人はシャイなんだねきっと。以心伝心という考え方もあるし…声をかけあわないのはそんなところからだろうか。
チップのことを考えなくていいのは楽だね。
NYの旅行記をどんなふうに書こうかなーと考えてます。食べ物、音楽、絵画など、項目別に書こうかなと思ったりもしたけど、やっぱり時系列で書いたほうが紀行文ぽいし、読むほうも面白いかしらん? そんなこともないかしらん?
うん、やっぱり日記形式で書こうかな。JJおじさん(植草甚一さん)みたいにね。
-----
今日はいかにも梅雨らしいお天気。
夜になってまとわりつくような湿気と虫の音。お、来るぞ来るぞ、と思う。日本の夏。やっぱりワクワクする。