文月遊亀 memo*

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8月23日(木)ビーチ・ボーイズ公演評(22日朝日夕刊から)
頭の中はまだまだビーチ・ボーイズ…
曲の良さを改めて思い知り、聴き返しては酔いしれているわけですが、
22日(水)の朝日新聞夕刊に萩原健太さんのライブレビューが載っていて、
さすがの文章なのでご紹介します。

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<陰と陽、感動の融合劇>
 全米デビュー50周年を祝い、ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバーが一堂に会して世界ツアーを敢行している。
 その日本公演初日、千葉QVCマリンフィールドでのライブを見た。
 近年、メンバー間の確執によりビーチ・ボーイズは二分裂して活動してきた。一つはリードボーカル、マイク・ラブのバンド。「ビーチ・ボーイズ」という商標を有し、特に新作も発表せずグレイテストヒッツ的な娯楽性の強い公演を世界各地で多数行っている。
 もう一つはビーチ・ボーイズ黄金時代の名曲ほぼすべてを自ら作、プロデュースしたブライアン・ウィルソン率いるバンド。彼を敬愛する腕利きバックバンドを従えて、新作録音も続けつつ絞り込んだ本数のライブをていねいにこなし、芸術性を追求している。
 今回の50周年公園は基本的に後者、ブライアン・バンドに、マイク・ラブら残る現存メンバーが加わる形で行われた。
 ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンが世界最強と評したブライアン・バンドの演奏とコーラスは鉄壁。そこにオリジナル・ビーチ・ボーイズの歌声が加わった。ブライアンのバンドに足りない娯楽性と、マイクのバンドに足りない芸術性。おのおのの物足りなさが一気に氷解した感動の融合劇だった。50年前のデビュー曲から今年のオリジナルメンバー再結集作まで。この夜の舞台には、マイクの陽気な歌声が体現する真夏の楽しさと、ブライアンの内省的な音楽性が醸し出す夏の夕暮れの寂しさが共存していた。
 マイクのバンドもブライアンのバンドも、それぞれ何度も来日している。が、両者の本格的合体は今回が初。陽と陰が絶妙に交錯するビーチ・ボーイズ理想の音像を、音盤上ではなく舞台上で日本のファンが初めて堪能できた一夜だった。

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ううむ。陰と陽、感動の融合劇とは言い得て妙。さすがです。

2006年、NYに行ったとき、滞在していたホテルにほど近いブライアント公園というところで7月7日にビーチ・ボーイズが出るという情報を得て、その前日に帰国したわたしは涙をのんだものですが、これはブライアン抜きの、マイク・ラブの懐メロバンドだったんだよな(それでも観たかったけど)。

マイクとブライアンが共演することはもうないのだろうと皆思っていたはずだ。
それが実現したんだものね。悲喜こもごも(あまりにたくさんの)を乗り越えて。しかもそれを生で観られたんだものね。

この奇跡のような一夜を大事にかみしめよう。本当に行ってよかった。

萩原健太著「ア・ビーチ・ボーイズ・ディスク・ガイド」(レコードコレクターズ増刊)が非常に評判が良いので本屋に行くと、売り切れ。
他店から取り寄せてもらうことにした。楽しみ。

| 音楽 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0)
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