文月遊亀 memo*

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8月17日(金)ビーチ・ボーイズのライブに行ってきた!

8月16日(木)、個人的夏休み4連休初日。
幕張のQVCマリンフィールドで行われた、ビーチ・ボーイズの来日ツアーに行ってきました。

ええ、アノ、ビーチ・ボーイズですよ。
初期の「サーフィンUSA」や「カリフォルニア・ガールズ」で知られる(ホントはそれだけじゃないのだけど)カリフォルニア出身のバンド。
ビートルズと同時代のバンド。
あまり興味のない方は、もはや現役のバンドだとは思っていなかったでしょ?
ずっと活動しているんですね。50周年なのですよ。
(↓球場に貼られていたポスター)


ただ、バンドの道のりは順風満帆ではなかった。
曲作りを担うブライアン・ウィルソンがその卓越した才能と繊細さゆえに活動できなくなっていた時期があったり、弟のデニスとカールが亡くなってしまったり。
ブライアンは80年代後半に麻薬漬けや精神的な疾患から復活。
そして近年、ブライアンと、マイク・ラブ率いるビーチ・ボーイズは別々に活動していた。

それがこうして再結成!しかも50周年ワールドツアーで日本にも来てくれた! 平均年齢69歳です!(拍手!)
ファンにとっては夢のような出来事です。

あ、ファンといってもわたしはコアなファンではありません。
当然、最盛期はリアルタイムでは知らないし、
アルバムはほとんど聴いてるけど全てではないし、
オールサマーロングが使われている映画も観ていないし(その存在自体最近知った)、
昨年出た「スマイル」も聴いていないし(ブライアン名義のは聴いてる)、
今年発売された新譜も聴いていない。
そんな中途半端なファンです。
ビーチ・ボーイズにはとてもコアなファンが多いと思うので、あらかじめ断っておきます。

とはいっても大好きな偉大なるバンドなのです。素晴らしい曲がてんこ盛りなのです。
そのことに気づいてから、実はここ数年、彼らの音楽ばかり聴いている(でも追いつかなくて)。

で、昨日のライブ。
メンバー全員高齢ということもあって心配していたけど、まったく心配無用でした。
驚きました。圧倒されました。最高のロックステージだった!
夢のような時間が、瞬く間に過ぎていきました。

出だしのDo it againで、グランドの客はいきなり総立ち。わたしも一気にテンション上がる。
本物が演奏してる…マイクが歌ってアルがギターを弾いて…ブライアンもいる。
ハンドクラップのところで一緒に手を叩いて…なんかもう涙出そう。夢じゃないよね…今。

初期のサーフィン/ホットロッド系の曲を立て続けに演奏。
この調子で最後までもつのだろうかと、喜びつつ心配になるくらい。でもいきなり盛り上がる盛り上がる!

その後新曲をやって(このThat's Why God Made the Radioという曲がまた素晴らしい曲で)、
サーフィン系から少し時代がくだった曲をいくつか演奏してから
(ライブでHeroes and Villainsを聴くのは不思議な感じがした)、
亡くなったブライアンの弟2人、デニスとカールを悼む枠が…。

まずデニスの曲「Forever」を、続いてカールがボーカルをとっている「God Only Knows」。
過去のライブ映像を映して(声も本物)演奏は生、という憎い演出。

これは泣けました。

「Forever」のとき、ブライアンがタオルで顔を拭いているところが映像に映し出されたのだけど、泣いていたのかな(暑くて汗を拭いていたかのかもしれないけど)。

ともあれ、メンバーの2人に対する思いが伝わってきました。バンドって何て素晴らしいのでしょう…。


それから「Pet Sounds」から数曲(そのたびに歓声が)。
「Sloop John B」も「Wouldn't It Be Nice」も、とても良い。もちろん。
良いのだけど、やはりライブ向きではないのかな。
特にこうしたフェスっぽい雰囲気においては初期のノリノリの曲がぴったり。
でもこれらも聴けて嬉しい。ブライアンの世界。ビーチ・ボーイズにおける一つの大事な側面。

その後は初期の曲をまじえつつクリストファー・クロス参加のKokomo、前座を務めたアメリカも参加して大団円。
あぁ、本当にあっという間でした。もっと聴きたかった。

マイク・ラブは随分太って別人のようだけど、あの少し鼻にかかったような声は健在。
71歳だけど全然元気。
熟練のライブパフォーマンスで、最初から最後まで中心となって盛り上げていました。

アル・ジャーディンは若いころと一番変わらないかも。
「Help Me, Rhonda」など、歌もパワフルで若々しくて、とてもよかったです。

ブルース・ジョンストンは自作ナンバーを披露する枠がなくて残念でした。
わたしは彼の曲が大好きなので。Disney girl聴きたかったぁぁぁ。

ときおり持ち場(キーボード)を離れておっさん踊りをしたり…
ご、ごめんなさいm(__)m
でもライブを盛り上げようとしているのが伝わってきたし、
終始ニコニコしていてなんだか人が良さそうで…観ていてこちらも楽しくなってしまった。

マーク・デイビスはまだ63歳なので若いです。生き生きと達者なギターを弾いてました。

そしてブライアン・ウィルソン。
表情は硬く、ピアノを弾いたりコーラスを入れたり、メインボーカルも時折とっていたけれど、生き生きとしている他のメンバーとの差がありすぎて…ちょっと心配になりました。

でも歌声はしっかり出ていた。そのたびに拍手が起こる。今のブライアンの声はとても味わい深い。

ビーチ・ボーイズといえば、なコーラスはライブでも素晴らしかったです。分厚くて本当に美しい。
ツアーメンバーも参加してあのハモリを生み出していたのだろうけど、見事でした。
重厚で複雑なコーラスをロックに持ち込んだ偉大なバンドということが改めて確信できた。

席が遠すぎて(三塁側の1階席)かなりステージの全体が見づらかったけど、友人の双眼鏡を借りて見てみたらパーカッションの人が素晴らしいリズム感とパフォーマンスで盛り上げていたり、熱気を感じた。
あぁ、できればもっと近くで観たかった。悔しい。



報道によれば演奏曲は全部で33曲とのこと。
すでにセットリストが発表になっていたので貼っておきます。

Do It Again
Little Honda
Catch a Wave
Hawaii
Don't Back Down
Surfin' Safari
Surfer Girl
Don't Worry Baby
Little Deuce Coupe
409
Shut Down
I Get Around
That's Why God Made the Radio
Sail on, Sailor
Heroes and Villains
Isn't It Time
Why Do Fools Fall in Love
(Frankie Lymon & The Teenagers cover)
When I Grow Up (to Be a Man)
Cotton Fields
(Lead Belly cover)
Forever
God Only Knows
All This Is That
Sloop John B
Wouldn't It Be Nice
Then I Kissed Her
(The Crystals cover)
Good Vibrations
California Girls
Help Me, Rhonda
Rock and Roll Music
(Chuck Berry cover)
Surfin' USA
Encore:
Kokomo
(with Christopher Cross)
Barbara Ann
(The Regents cover) (with America)
Fun, Fun, Fun
(with America)

なお、前座の星野源さんは何というか、ほのぼのした感じ。高田漣さんも参加。
アメリカというバンドは全然知らなかったのですが、CSN&Yばりの素晴らしいコーラスを駆使したかっちょいいアメリカンロックでした。
いやはや前座から痺れたよ。


それにしても、CDで聴いたりビデオで観たりしたことしかなく、
そういう楽しみ方しかないものと思っていたビーチ・ボーイズを、
生で、しかも夏の夜に野外で、ビール飲みながら聴けるだなんて、
これを最高と言わずして何を最高と言うのでしょう!

とくに、ライブで多くの人と楽しむ、ということがわたしにはとても新鮮だった。
周りに好きな人もいなかったし、一人で聴くしかなかったので。

ビーチ・ボーイズの音楽は本来こうやって楽しむものなんだなぁ、と思った。ノリノリで踊ってる人もいたよ。
そんな体験ができて良かったなぁ。ほんとに嬉しかった。

ビーチ・ボーイズの皆さん、日本に来てくれて本当にありがとう!
ブライアンもあまり調子がいいようには見えなかったけど、本当にありがとう!
最高のロックステージを、ありがとう!!

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