文月遊亀 memo*

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11月8日(火)9.19「さようなら原発集会&デモ」武藤類子さんの演説

もう約2カ月前の話ですが。
一向に収束しない原発事故。一方ですでに忘れかけようとしている首都圏の雰囲気。
このままではいけない、何とかせねば…
その思いだけで、9月19日、明治公園で行われた「さようなら原発集会&デモ」に行ってみた。
勇気を出して。思い切って。
一体何をしたらよいのかわからず、だけど、何かしたくて。いても立ってもいられなくて。

こういう集会に参加するのは初めて。
たくさんの人、たくさんの上り旗。○○組合、○○連合、○○党…、
場違いだったかしらと心細くなる。


不安な気持ちのまま、とにかく演説を聞いた。
人が多くて、舞台に近づけない。かなり離れたところから聞いていたため、演説者のお顔はまったく見えない。声に耳を傾ける。
落合恵子さん、大江健三郎さん、別の集会に出ていたため遅れたという山本太郎さん…それぞれ素晴らしかったけれど、一番印象に残ったのは福島から来られた女性のお話だった。

思わず途中から、かばんの中に入っていたICレコーダーを取り出して録音してしまったほど。

今日twitterで知ったのですが、その演説が文字起こしされてネットにアップされている!
こちらです。

武藤類子さんという方の演説だったのですね。

皆さん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。
桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。猪苗代湖と磐梯山のまわりには
黄金色の稲穂が垂れる会津平野。そのむこうを深い山々がふちどっています。
山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。

3.11・原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、私たちはヒバクシャとなりました。
……

涙が出るのでした。周りの人も泣いていました。
マスコミ報道ではなく生の声を聞いたのは初めてでした。「そうだったのか…」の連続。

そして、こんなことがあってよいはずがないと怒りがわくのでした。
自分のふるさとがこんな目にあったらと思うとたまらない気持ちになるのでした。
そのような気持ちで、日本人全員が、一人ひとりが原発問題を考え、行動しなくてはならないと思いを新たにするのでした。

ぜひ、リンク先をクリックして動画をご覧になってください。10分間のスピーチです。
文字起こしされた文章を読むこともできます。

-----
勇気を出して、来てみてよかったと思いました。
デモにも参加し、表参道、渋谷の街を「原発反対! いのちが大切!」と口に出して歩き回った。
いつも思っていても言えないことを声にして訴える心地よさ。仲間がいる心強さ。
街で買い物を楽しむ沿道の人たちのなかには、ニコニコ笑って手を振って同意を示してくれる人もいた。
終点地点まで行って折り返して来る人たちも手を振ってくれる。わたしも手を振り返す。
同志がいる。また涙が出そうになった。

自分の意思で行動することができたこと、
原発はいらないと声をあげられたこと、
福島の方の生の声が聞けたこと、
同志がいると確認できたこと。

緊張もしたし不安もあったけど、大きなものを得た。
その日のニュースで、この集会&デモには6万人もの人が集まったと聞きました。



最後に、武藤さんの演説の最後の部分から。
本当におっしゃるとおりだと思う。
やはり一人ひとりが考え行動しなくては。本気で。わたしたちにはその力がある。

人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。 
私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。
ささやかでも、エネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答えはわかりません。
できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

| 原発 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0)
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