文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
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3月19日(土)励ます前に
わたしの住んでいるところは「第五グループ」に入っていて、
毎日今日こそは停電が行われるか?と思っているのだけど、
結局ならず。ありがたいことですが。

そしてわたしはなかなか節電ができない。
持っているロウソクに火をつけて夜を過ごしてみようとしても、やはり暗い。
本が読めない。何もできない。
結局、すぐに電気をつけてしまう。
生まれたときから電気があったからな。いかに電気の明かりとともに生きてきたかってことを思い知る。

唯一、今日から、電気で温めていた便座に専用カバーを付け、電気を切った。
そして、髪はドライヤーではなく灯油ストーブで乾かしている。

母はどこにもお米と牛乳がなくて困ると言っている。
だけどまあ、そのうち何とかなるんじゃないかしら。麺類もあるし、強力粉があればパンは焼けるし。
わたしは先ほど明日の朝食用に、スキムミルクを使ってパンケーキのタネを作りました。

あおられないように。あおらないように。
パニックにならないように。

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たくさんの人が、自分も何かしたいという気持ちでいっぱいだと思う。
励ましたいっていう気持ち、すごく尊いと思う。励まし合うことは人間に与えられた素晴らしい能力だとも。

でもね、励ますって、本当は、すごく難しいこともある、とわたしは思うんだ。
たとえば、うつ病の人に対して「がんばれ」が禁句というのは世間一般に浸透しつつあるけれど、
そんなふうに、立っている場所が違うと、励ましのつもりが、逆に苦痛を与えることになりかねない。

だから、まず大切なことは、
気持ちを受け止めるということだと思う。

たまたま京都の詩仙堂でもらってきた「禅の友」という小冊子に、
共感できる文章が載っていました。
「自殺を防ぐ活動から」というシリーズで、自殺防止の、かなり心が弱った人向けの対応なので、
震災時とは少し違うかもしれないけど、辛い気持ちを抱える人が増える状況だし、
わたし自身心にぴったりきたので、
少し長くなるけど全文を引用してみます。

「感情を受け止める」
三重県萬重寺(まんじゅうじ) 西 育範

自殺を考える人には、それだけの困難な事情があります。人によってさまざまな問題ですが、平均すると四つぐらいの複数の問題を背負っていると言われています。
例えば、家族や職場の人間関係、心の病、経済苦、失業など。大雑把に分類して、このような問題が目立ちます。
そのような話を聴く時に、一つ大切な注意点があります。それは「感情に焦点を当てる」ということです。感情、気持ち、気分、心境、心情、それらを聴き逃さずにしっかりと集中します。
しかし、相談を受けているとつい、「なぜ人間関係が悪くなったか」とか、「どうすれば良好になれるか」ということに興味が湧いてしまいます。
ところが、これらはあまり重要ではなく、その人が、今、どんな感情を抱いているのか、ということが大切です。
もし人間関係に苦しんでいるなら、相手の人に対してどのような感情を抱いているのか。話しかけられた時にはどんな想いがするのか。一緒に居る時はどんなことを考えているのか、などに注目します。
なぜ、それほど感情が大切なのでしょうか。それは、感情はその人の心の奥底の本音だからだと、私は思っています。または、その人の人格と言っていいでしょう。その感情を聴いて、受け止めることに努めます。
つまり、感情を聴くことはその人の本音を聴くこと。感情を受け止めることは、その人の人格を受け止めること、と言っても言い過ぎではないと思っています。
人にはさまざまな感情があります。特に自殺を考える人の感情は、不安、虚しい、悲しい、寂しい、怖い、憎い、腹立たしい、情けない、嫌い……などいろいろです。これらの感情が複雑に絡み合っています。
そして、「死にたい」という想いも一つの感情です。さらに「死ぬのは怖いけど生きたくない」「生きていたいけど死ぬしかない」という相反する想いもその人の本音だと思います。
それらの感情が、否定されずに受け止められた時、人は安心感を得られるのです。自分には理解者がいる、仲間がいるという想いに繋がっていくからではないでしょうか。
自殺は人がするもの。自殺防止も人がするもの。人と人との関わり合いは、感情と感情の関わり合いだと思います。人間は感情の生き物だということを改めて感じます。

「不安、虚しい、悲しい、寂しい、怖い、憎い、腹立たしい、情けない、嫌い……」
こういう感情を受け止められる人が、いかに少ないか。

そんな暗いこと言わず、がんばれ! 明るくいこうよ!

それは確かに優しい励ましです。
しかし、明るくなりたくても、どんなにそう願っていても、
懸命に努力しても、そうなれないとしたら、どうでしょう。
その励ましは、逆に、まるでトゲのように心に突き刺さります。
明るくなりたいのは山々だけど、悲しいんだ、辛いんだ、泣きたいんだ…
その気持ちをつっぱねないでくれ…と思うでしょう。

だから、わたしは思う。
1000年に一度の大震災で、
どうにもならないような深い深い悲しみ、辛さ、不安を抱える人がたくさんいらっしゃる今。
身近に辛い気持ちを抱える人がいたら。
その人を励ます前に、まず、感情を受け止めよう

それはきっと、励ますよりも難しいこと。
だけどわたしたちにはできる。心を寄せて受け止めよう。きっとできる。

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いただいてきた「禅の友」ってこんなの。
3月号はにゃんこが表紙。ほっとするね。

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ロウソクの明かりで上手に夜を過ごすにはどうしたらいいんだろ?…今のわたしの課題です。
良いアイデアがありましたら教えてください。

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って、こんなのあまりにも微力で…
やはりスーパーやデパートの電力は大きいと思う。今どこも薄暗くしているけど、別に不便じゃない。
そもそも日本のスーパーやデパートって明るすぎたよね。そんなふうに思っている人も多いのでは。
ヨーロッパなんかは、ちょうどこのくらいの明るさだったかも。

| 思ったり考えたり | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0)
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