文月遊亀 memo*

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3月15日(火)落ち着こう、力を合わせよう、気持ちを添わせよう

3月11日、旅行先の京都に着いて街を歩いているとき、東北〜関東で大震災が起きた。
京都は震度2。全然気づかなかった。

わたしは横浜から、友だちは福岡から、真ん中あたりで会おうということで選んだ地が、京都。
約1年ぶりの再会を喜び合い、「塩芳軒」さんという、京都御所真ん中あたりを西に15分ほど歩いたところにある和菓子屋さんで、地震が起きたことを聞いた。
「相当大きいみたいですよ。どちらからいらっしゃいました?」
とご主人。
わたしたちがそれぞれに答えると、
「福岡は大丈夫ですね。横浜はかなり揺れたんじゃないですかね…今テレビでずっとやってますよ」とのこと。

地震!
すぐさま家に電話するが、通じない。
その後、漬物やさんで、御所で会ったご夫婦と…行く先々でその話題で持ちきり。
でも、家族と連絡がとれないし、テレビもラジオもネットもないので、正確なことが全然わからない。ピンとこない。

とんでもない規模の地震であったことがわかったのは、その日の夜。
ユースホステルにチェックインし、テレビを見てからだった。
家が津波に飲み込まれ、流されていく映像。現実とは思えない。何が起こっているのかわからない。悪夢のような現実に頭が混乱する。

ようやくメールで家族の無事も確認できた。
かなり送受信にタイムラグがあったようだ。

しかし本当に被害の大きさがわかってきたのは翌日帰ってきてから。
そして、翌13日(日)はずっと友人知人とメールや電話をしていた。
何しろわたしはその揺れを経験しなかったので、現実感がないのだ。浦島太郎のようで。

連絡をとったみんなは無事で、安心した。
被害の大きい地域に実家のある人も無事で、本当に良かった。

だけど、気持ちは複雑。
町が丸々流されたのだ。考えられない人数の方が亡くなった。
行方不明の方、避難生活を強いられている方…
ただただ、もう、どれだけ無念か、心配か、悲しくてやりきれないかと思うと、涙が出て、どうかがんばってほしい、と祈るしかなくて、だけど、わたしには何もできなくて。

今日で地震から6日目。
余震が続いている。京都から帰ってきて、これか…と思ったけど、帰ってきたのは12日だから、これでも落ち着いてきたころだっただろう。
だけど、気象庁は今後、また大きな地震が起きると発表している。

テレビは被災地の深刻な状況を伝える。
家族が見つからない心配、全財産を失った悲しみ、余震の恐ろしさ、
避難所での大変な生活(食料・飲料の不足、灯油・毛布の不足、医療スタッフや医療品・薬の不足…何もかも足りない状況)…
そして原発からの放射能漏洩…
それを思えば関東地方(首都圏付近)の計画停電、交通機関の乱れなどは、どうってことはない。

とはいえわたし自身も落ち着かない日々が続いている。上空では一日中ヘリコプターの音がしている。
また大きな地震が来るかもしれないと、皆が怯えながら暮らしている。

この未曾有の非常事態に、考えがまとまらなくて、言葉を失って、
ブログもこうしてうまく書けなくて、ツイッターも書き込めない。
ツイッターは、わたしなんかが下手につぶやくよりも、有用な情報が流れたほうがいいと思うから、黙っている。

わたしにできるのは、まず祈ること、そして節電に努めること、募金をすること。
正しい情報を得るよう努めること。

それから、被災地に行って助けることができなくても、心を寄り添わせることはできる。
そうすると涙が出るけれど。

辛い気持ちでおられる方の気持ちに寄り添いたい。気持ちを受け止めたい。
人間同士はそんなふうにして、ほんの少しでも気持ちを楽にし合うことができるはずだと思う。

わたしの友人知人で不安な気持ちでいる人は、わたしに、いつでもメールなり電話なりしてください。
その気持ちを受け止めることはできるから。
本当に小さな安心感だけど、
だけど、だれかが気持ちを添わせてくれることがどんなに嬉しくて心強いかってこと、
わたしはよくわかるから。


日本の皆さん、落ち着こう。力を合わせよう。
みんなで被災地のことを考えて行動しよう。自分にできることを考えよう。
節電に努めよう。関東の皆さんは、食料を買い占めたりしないようにしよう。

今こそ、どうにかして、人間のもっている良い面と、知恵を生かしたい。

| 思ったり考えたり | 20:23 | comments(4) | trackbacks(0)
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| - | 20:23 | - | -
コメント
素敵なメッセージをありがとうございます。Twitterを見て早速やってきました。

そうですよね、みんなでできることをやって、そしてそれがきっと繋がっていくことと思います。

いつまで続くかわからない日々。でも、あきらめずに進みたいと私は思っています。

また、読ませてください。
| みやざわさかえ | 2011/03/15 9:07 PM |
さっそく読んでくださって本当にありがとうございます。
昨日もこれをアップした後で、静岡を震源とする地震が起きました。
何をどうしたらいいかわからなくなるような状況ですが、
とにかく落ち着いて。そして自分にできることを考えなくては。
そういう気持ちでいます。

今回のことは全然他人事ではなく、
関東に住むわたしたちにとって自分の身を守るのが大切なことは当然ですが、
自分のことだけを考えていてはいけない。
もっと大変な状況にある方々のことを考えて行動したい。
自らを戒めながら過ごしています。

ありがとうございます。
| ゆき | 2011/03/16 9:41 AM |
京都に居て、難を逃れたかのような記載を読みました。

被災地の福島、宮城、岩手の沿岸地域は、豊かではなく、
冬は地面が凍るような中で、吹きすさぶ寒風の中、じっと
耐えてきた地域です。都会で、煌々とした明かりの中、
グルメだの、ブランド品だの、アクセサリーだの買い漁る
ような生活とは無縁な人々が、慎ましく暮らしていた地域
です。そんな人たちが、枯れ果てることのない涙を今も
流し続けています。

どうか、自宅にある食料、衣料をきれいな状態にして
供出してください。私たち、山形では、隣県の被災で受け
入れに向けて、現在必死に準備をしています。
私たちの隣人を、博愛の精神で助けてください。
あなたの温かさを、豊かさを、彼らに分けてください。

どうか、どうか、伝わりますように。
| みやりん | 2011/03/16 8:41 PM |
天災は、いつ、どこにやってくるかわかりません。
それが起きたときに大事なことは、わたしは、上に書いたとおり、まずは落ち着いて判断すること、被災地に心を寄り添わせること、皆で力を合わせることだと思います。

食料や衣料をいっしょくたにしてダンボールに詰め込み送るのは迷惑との記事を読みました。
仕分けに時間がかかるからです。
それぞれの支援をしているところに持っていき、わかりやすい形で送ってもらうのが良いとのことでした。

むやみにボランティアに行くのもかえって足手まといになるそうです。

それぞれの場所で、それぞれにできることを一生懸命考え、精一杯行っていきましょう。
| ゆき | 2011/03/17 9:47 PM |
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