文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
簡単な自己紹介はプロフィールにて。

コメント大歓迎です。ピンとくる記事がありましたら気軽に書き込んでいただけるとうれしいです。
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9月10日(木)フィンランド旅行記まとめ
フィンランド旅行記を書き終えました。
大作であった。めっちゃお疲れさま、わたし!

以下に目次を作っておきます。

8月10日(月)成田→フランクフルト→ヴァンター空港
8月11日(火)ヴァンター空港→アパートホテル+ヘルシンキ市内観光
8月12日(水)ヘルシンキ市内観光
8月13日(木)ヌークシオ国立公園→蚤の市とデザイン博物館
8月14日(金)アラビア→ホテル探検→FAZERでお茶
8月15日(土)スオメンリンナ要塞→アパートサウナ不調
8月16日(日)ハメーンリンナへ
8月17日(月)マリメッコとサウナの日
8月18日(火)ファブリック探しとかもめ食堂
8月19日(水)ヴァンター空港へ→帰国

12日と13日はヘルシンキからアップした記事に【追記】したためよくわかんないことになっていますが、基本的に【追記】部分がその日のことを詳しく書いたものになります。
ヘルシンキからアップした分は、マーケットやきのこの写真などをお楽しみいただければ…です。
| | 23:46 | comments(0) | trackbacks(0)
8月30日(日)フィンランド旅行記アップしてます
急に涼しくなって秋の気配満載ですが、昨日は高円寺の阿波踊りへ!
浴衣を着て行ったぞ〜

ああー、最高だよ阿波踊りは。鐘と笛と太鼓の音がたまりません。
心が湧き立つ。踊りたくなる。

高円寺の阿波踊りは、すでに59回目なんだって。
あ、今日も2日目が始まるころ。5時から8時まで。

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フィンランド旅行記、ひっそりとアップしております。
なるべく簡潔に、「富士日記」の武田百合子さんのような淡々とした文体で書こうとしていましたが、
徐々にわたし流の文章になってしまった。

8月10日(月)フランクフルト経由でヘルシンキへ
行きは直行便ではなかったので、長い長い道のりだったのでした。
まずはフランクフルトまでの記録。

8月11日(火)ヘルシンキのアパートホテル着〜ヘルシンキ市内観光
フランクフルトからヘルシンキへ。ようやくホテルに到着! 
日本の家を出てから26時間半!の長い長い旅でした。
市内観光は、ヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院など。

8月12日(水)ヘルシンキ市内観光
ヘルシンキからアップした「ヘルシンキより」に、テンペリアウキオ教会のことなど、追記しました。

8月13日(木)ヌークシオ国立公園→デザイン博物館
ヘルシンキからアップした「ヌークシオ国立公園」に、デザイン博物館のことなど追記しました。

14日(金)〜18日(火)の分も、徐々に書いていきます。
まだまだたっぷり5日分ほどあります!
| | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0)
8月21日(金)生存・生還

Moi!(モイ!〜こんにちは!〜)

 

ただいまぁ〜!

一昨日、19日の朝、フィンランドより帰国しました。

家に帰るとき一番心配だったのは、バラやハーブたち、あと、3匹の魚たち(クマノミ)のことでした。

 

むーの緻密な計算によるお水対策を信じていたのですが、

実は「水の量は大丈夫だけど、生きていられるかどうか、実際のところは俺にもわからない。確実ではない」とのことで、本当に不安になりました。

 

わたし「もし、全員死に絶えていたらどうしよう…?」

むー「ゆきちゃん。そのときは、また一から始めようよ。ね?」

 

大草原の小さな家シリーズの「父さん」のようなことを言うむーをちょっとかっこいいと思いつつ(笑)、ドキドキしながら帰宅。

恐る恐るバルコニーへ……

 

全員無事でした!!

お魚たちも!!

 

あああ、本当によかった。酷暑のなか、よく生き抜いてくれた。

しかも、シソもバジルもミントも大きくなって…(涙)

みんな、よくがんばったね。

 

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というわけで生き物たちも無事だったし、

わたしたち2人も大きなアクシデントもなく健康で、

フィンランドの街並みや食や自然や素敵なデザインなどを満喫し、

優しい人たちや、森と湖が織りなす青と緑の絶景にたくさん出会って、素晴らしい旅をしてきました。

 

毎日遊び暮らして帰りたくなくて、

飛行機が離陸して森と湖が眼下に見えたとき「さようなら、フィンランド」とつぶやいたら涙が出てきてしまった。

年取ると涙もろくなってダメね。。。

 

今回は2回ほどフィンランドから投稿してみましたが、追いつかなくて途中で途絶えてしまったので、またいつものように、これからたっぷりと旅行記を書いていこうと思います。

 

お楽しみに!♪

Moi Moi!(モイモイ!〜バイバイ!〜)

| | 12:29 | comments(0) | trackbacks(0)
8月19日(水)ヴァンター空港へ→帰国
走り出したバスの中で、トマトやレタスを出してもしゃもしゃ食べるわたしたち。人の目は気にしない。

通路を隔てたお隣にはずーっとおしゃべりしている女性2人組。
何をそんなにしゃべることが…?と思っちゃうほど、ずーーっと…
でも女性ってそういうものよねー。おしゃべりしないと生きていけないっ!

バスがブレーキをかけたとき、座席に置いていたむーのバックパックが肘掛に当たったのか、ガシャ!という嫌な音がした。
顔を見合わせて…ため息をつく。
あーーーー、やっちゃったか。割れ…ちゃった…?

食器を持って帰るなんてね、やっぱり危険だったよ。
せっかく買ったのに。。どれが割れたんだろ。。ああ、重くても全部わたしのスーツケースに入れるんだった。。

でも仕方ない。覆水盆に返らず。
悲しくて諦めきれないけど、諦めるしかないと自分に言い聞かせる。

空港に着くと、何やらかわいらしいお店が出店中。Kauniste(カウニステ)というブランド。
ほんわか、女の子っぽい。絵本っぽい。森と湖の国っぽい。フィンランドっぽくてかわいいっ! わたしの大好きな感じだーーっ!
こんなブランドがあったんだ。知らなかった。自分と母へのおみやげ、ここで買えばよかったな。お値段もだいぶ安いし。。
と後悔しつつ、でもこのブランドを知っただけでも良しとしようと思う。

食器の免税手続きのため、長蛇の列に並ぶ。日本人多し。
無事終え、余ったユーロでチョコレートなど買い、チェックインして機中の人に。
帰りは成田直通! そしてちゃんと隣同士の席です。良かった^^

定刻通り、5時15分、離陸。

あ、マリメッコのフィンエアーが見える! かわいい!


森と湖が見えてきた。
さようなら、フィンランド。
そうつぶやいたら、思わず涙が出てきてしまった。楽しかった思い出が、素晴らしい経験が蘇ってきて。
人が、自然が、素晴らしかった。連日お天気にも恵まれて、心から楽しんだ。
フィンランド、ありがとう。


すぐに夕飯。
エビの何かとご飯。久々のご飯だが(長細いのじゃないやつ)これはおいしくない。。


ハーゲンダッツのバニラアイスも出た(行きも出た)。


フィンエアーとマリメッコは、2013年夏からコラボレーションしてるらしい。
毛布も、紙ナプキンも、紙コップも、マリメッコデザイン! 素敵すぎる。
(ムーミンパッケージのFAZERのチョコもかわいくておいしい。)

 

食事を終えると免税販売が回ってくる。
「Marimekko for Finnair」オリジナル製品もある。
ポーチ。これがかわいい! キュートでクール!

ああ、最後のチャンスか。免税でお得だし…買おうかどうしようか真剣に悩んだ。
もうポーチは買ったし。。でも、あれはあれ、これはこれ。
迷っている間に眠ってしまう。ZZZ...

寝たり起きたりしている間に朝になる。
行きに比べてなんて早いの!? 楽ちん。

朝ごはん。


そしてついに成田に着陸。
結局ポーチは買わなかったのだった。またしてもマリメッコとの縁を逃したわたしだった。

飛行機から降りて荷物を受け取って、ほんの少し残っていたお金(20セントとか。。)をユニセフ寄付箱に入れて、わたしたちの旅は終わったのでした。

母に電話すると、
「ゆきちゃん!? 帰ってきた!?」と弾んだ声。
「うん、元気で帰ってきた!」
「そう〜、よかった。お母さんたちね、テレビで観たんよ。ほらあのタコ坊主…NHKの…」
「ああ、鶴瓶。家族に乾杯?」
「そうそう!(笑) あれがヘルシンキだったんよ!  街がどんな感じかわかったよ〜。ビデオに録ったから、帰ってきたら見たらいい」
「へー!海外に行ったんだ!観たい観たい」

てな会話をして、もうここは日本。
京成線に乗って、湿った暑い空気も、そこから見える景色も、田んぼやら低い山やら、ああ日本なのだった。

人がいっぱいいて、みんな小さくて、なんだか無表情で…
街は看板が乱立し、建物も統一感がなく秩序がない…
ダサい。ダサいけど、何か落ち着く。

荻窪に着いて、おそばを食べる。
これがおいしかった! やっぱりこれだね。だしの味。おしょうゆとお砂糖の甘い味。
これがないとどーにも生きていけないよ…と思う。

まとまらないけど、これにてフィンランド旅行記、終了です。
また思うことがあればその都度書きます。
お読みくださってありがとうございました!

あ、追記。食器のこと。
家に帰って恐る恐る開けてみると…なんとすべて無事だったのです!
カメラの三脚が壊れた音だったらしい。
ああ、もうほんとにうれしい。神様ありがとうございました。
| | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0)
8月18日(火)ファブリック探しとかもめ食堂
泣いても笑っても今日はフィンランド最終日。
日本に帰らなくてはならない。
フライトは夕方5時15分。2時くらいには空港に向かうバスに乗ったほうがいいかなという感じ。

この部屋ともお別れ。
 


ありがとう、さようなら。

朝ご飯は冷蔵庫の残り物整理。
食べきれなかったトマトやレタスはビニール袋に入れて持っていく。

名残惜しく、フィンランドのあまり面白くなさそうなテレビ番組をつけながら荷物を詰める。
ホテル前にある小学校の子どもたちが、今日もピーチクパーチク賑やかだ。始業時間になるとピタッと静かになる。

準備が整ったら、チェックアウト(といっても何もしなくてよい。出る時間だけは11時までと決まっている)。
さようなら、SATO HOTEL。ありがとう。 


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今日は、「かもめ食堂」でお昼を食べる予定。
その前にいくつか行ってみたいお店があるので、トランクをゴロゴロさせながらそれらの店をまわることに。

洋裁をする、布地が大好きな母親に北欧テキスタイルのおみやげを買おうと思っていたのにまだ買えていなくて…どうしても買いたかった。

フィン・レイソン→デザイン・フォーラム・フィンランド→ヨハンナ・グリクセン→かもめ食堂
の順で回ることに。全部歩いて回れる。
フィン・レイソンはムーミンその他テキスタイルのベッドカバーや鍋つかみなどなど、布物製品を売ってるお店。

アラビアのファクトリーショップにもお店が入っていたから、そのときに見た製品がいろいろ並んでる。
うーん、布巾もいいかな、でも何だか大きすぎて使いづらいような。。
ピンとくるものがなく、デザイン・フォーラム・フィンランドへ。 

「この辺にあるはずだけど…」。
むーが地図を見て言ってくれるけど、それらしきお店がない。
2人で地図を見ながらあーだこーだ言っていると…またも救世主現る。
赤い縁のめがねのおばさんが話しかけてくれた。
聞いてみると、「ついこの間まであったけど、どこかに移ったのよ」。

「確かどこかで見たような気がするけど、どこで見たか忘れちゃったわ(笑)」(むーの聞き取りによる)とのこと。
とってもおしゃれでしっかりした感じのおばさま。素敵! ありがとうございます!

諦めて、ヨハンナ・グリクセンへ。
しっかりとした、着物の帯のような厚手の布地で作られたポーチやかばんたち。
わーー素敵!!

でも、なかなかいいお値段だし、ほしいサイズのポーチがない。。
とりあえずかもめ食堂に行くことに。

このあたりは初めて歩いたけど、なんだか雰囲気が素敵。
アーティストのお店や、ギャラリーやファッション関係や、素敵なお店が軒を連ね、何やら創造的なエネルギーが感じられる。そういうお店が、人たちが集まる地域なのかな?
「わたしこういう場所が大好き! もし一人だったら、きっとこのあたりを思う存分歩き回ってたよ!」とむーに言う。

かわいいお花屋さんみっけ!
※この写真の奥の建物が「ヨハンナ・グリクセン」本店です。

石畳をトランクゴロゴロ…
あった! かもめ食堂!
中に入る。わああ、内装は違うけど、確かにあのお店だ!
日本人いっぱい(笑)。
 

でも、地元の方もいっぱい。普通に地元の方が利用する、小さな食堂なんだ〜。
新聞読みながら食事をとる、こんなおじいさんとか。

サーモン入りミルクスープに牛乳、パンにはバターたっぷり。どんだけ乳製品好き?(笑)

あ、突っ込んでる場合ではない。注文しなくては。
あれ?日本人のスタッフさんかな?
「日本語大丈夫ですか?」と聞くと、「はい大丈夫です」とのこと。

わたしもむーもあまりお腹が空いていなかったので、シナモンロールとコーヒーだけ。
シナモンロールを食べ、コーヒーを飲み、一息ついて、感慨が沸き起こる。

2006年に映画を観て、いたく感動して、この記事を書いて、まさか9年後に新婚旅行で訪れることになるとは! 想像もしなかった。

ベタすぎるし日本人だらけだろうし、どうしようかなと思ってたけど、来てよかったよ。
嬉しいよ、この場所に来られて。

客は日本人もいたけど韓国人もいた。かもめ食堂、韓国でもヒットしたのかな?
日本人のおじさんおばさんが6、7人入ってくる。普通に日本語でお店の人に話しかけてる(笑)。
不思議な場所だなーー。

でも、ここでシナモンロールが食べられるなんてほんとに感動。
満ち足りた気持ちで外に出る。
 

そして、気になっていたヨハンナ・グリクセン再び。
迷いに迷って、思い切って自分にポーチを買う。いったん店を出たあとまた思い立って、母にも色違いで同じものを買う。

母の分を買うときにお会計をしてくれた人が、もしかしてヨハンナ・グリクセンさんご本人だったのかしらと後で思う。いまだに謎。

(ちなみにアラビアを出たときに「コンニチハ!」と話しかけてきたおじさんがいて、「カワイイオンナノコ!」とか言われてなぜか一緒に写真を撮って…という出来事があったのだけど、むーはあれがアラビアの社長に違いないと言っている。
「社長ってああいうふうに会社のまわりをうろうろしてるもんだよ」って。これまたいまだに(きっと永久に)謎。)

ヨナンナ・グリクセンのポーチ、帰国後使っていてすごく素敵なんだけど、やっぱりちょっと大きすぎたよなー。母は喜んでくれたけど、「かばんの中に入れておくのがもったいない!出して使いたい!」と言っているので、かばんを買ってあげたらよかったなあと思ってる(なかなかいいお値段だけど)。

ともあれ、おみやげも買えた! さて空港に行きますか!
後ろ髪を引かれまくりつつ、空港行きのバス乗り場へ。

真面目なむーに従い、今日はちゃんと1日券を買ってトラムに乗っていた(昨日で7日券チケットは切れているので)。

「だって決まりを守らない観光客によってこの制度が破綻したら困るし。フィンランドに敬意を払って、そういう気持ちで買うんだよ」という意見に心から共感したから。

むーいいこと言った!! パチパチパチパチ!^^
ほんとその通り。そういう姿勢が大事だよね。

空港までのバスも、この1日券で乗れてしまった。あれま。
空港に向かってバスが走り出す。

〜つづく〜
| | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0)
8月17日(月)マリメッコとサウナの日

■マリメッコへ
さて、明けて月曜日。
今日はマリメッコの本社に行ってみることに。会社なので、土日は休みなのです。
 
マリメッコとの出会いはいつだったろう。仕事をやめてからすぐ、だったかな。
2006年か2007年くらいかなあ、確か横浜のみなとみらいで見たんだった。
 
かわいい。。。
と思った。わたしこれ好き! と思った。鮮やかな色、大胆な柄がすごく新鮮だった。
それからウニッコ柄が随分とはやって、カバンがほしいなと思ったり、ウニッコ柄の携帯を買おうかと思ったり…
したのだけれど、結局買わず、実際にはカバンも洋服も、何一つ持っていないのだった。
身に付けるにはちょっと勇気がいるというか、なかなかにインパクトのあるデザインなのよね。
 
1951年創業の、今やフィンランドを代表するテキスタイルブランド、マリメッコ。
本社は一体どんなところなのか、興味があった。
 
-----
朝ご飯は昨日のハメーンリンナから持ち帰ったケバブの残りやサラダなどたっぷり食べて、メトロに乗って出発。
ハカニエミを通過し、Herttoniemi駅にて下車。
 
そこから10分ほど歩くらしいが、下調べもせずに来てしまった。
…と、日本の女子3人組を発見。彼女たちについていくことにする(3人組というところが、うん十年前(!)の、ロンドンでの自分たちのようで懐かしい)。
 
ありがたく尾行させてもらって、無事到着。

10:30開店の5分前に着いたのに、もはやお店は開いていて、中はお客さんでいっぱい。
日本人だらけ!?

カラフルな柄の服や小物、あれやこれやが並ぶ。
入口に近いほうが正規のショップ、奥にはアウトレットが。
アウトレットで何か良いものに出会えないかなーと物色する。白地に紺でカモメっぽい模様が描かれたワンピースが目にとまって試着。
うん、すっきりして素敵! だけど大きすぎた。残念。
 
ほかにもいいかなと思うものはあったけど、サイズが合わない。
ポーチやカバンなど小物も見てみる。
がまぐちポーチはかわいいけど、あまり実用的ではないかなと思い、迷った挙句、やめる。けっこういい値段だし。
 
それにしても日本人の多いこと!
団体さんもやってきて、添乗員さんが、「こちらが正規のお店、ここから先がアウトレットになっています」なんて説明している! ツアーの行程に組み込まれてるのか…すごい…!
 
むーにはつまらないだろうと思い、ちょっと外に出てみる(お外が大好きな男の子を連れている気分…)。
白樺と緑ののどかな風景が広がる。
 

戻ってお昼ご飯を食べることに。
2012年8月、社員食堂が一般開放され、観光客もここで食事ができるようになったとのこと。これもここを訪れる楽しみのひとつだった。
アラビアのときと同じように、デリ取り放題、コーヒーやパンはセルフで。スープもデザートもあり!で10ユーロというのは、日本人には若干物価高めなこの国では、たぶん良心的な値段。
 
朝ご飯をしっかり食べてしまったので少し控え目に取ったけど、どれもおいしかった。野菜中心でヘルシー。
スープはどう見てもかぼちゃのスープだけど、スパイスとか他の野菜が入っているようで、一口食べて「これはかぼちゃではない」と脳が認識するほどにかぼちゃ以外の味が大半を占めていた。何が入っているんだろう。。
 
食器がまたかわいくて。。。
あーーーーー、こりゃたまらん。このスペース全部、かわいすぎる。幸せすぎる。
 
ラズベリーを使ったデザートも甘酸っぱくておいしかった!
 

わたしのすぐ隣の席で、社員さんたちもランチタイム。たくさんおしゃべりしながら…どこでも見かけるOLさんのお昼休み。
でも、社食がこんなにおいしくてお洒落だなんて、羨ましいなあ。

 
やっぱり何か一つは買いたくて、食後もしつこく店内を物色するも見つからず。
無理矢理買っても仕方ないし、諦めて店を出る。
 
残念だったな〜
マリメッコとはなかなか縁のないわたし。またいつの日にか!
 
■サウナ
Herttoniemi駅まで戻る途中でホームセンターがあったので入ってみると、われわれがアラビアで買ったのと同じムーミンのマグが売られていた。1000円ほど安く…!
ということに軽くショックを受けつつ、ハカニエミのマーケットに立ち寄ってから、次なる目的地、サウナへ。
 
一昨日、アパートホテルで体験することのできなかったサウナ。
ぜひ体験したい、と、むーが公衆サウナを探してくれていた。
 
月曜定休が多く、しかも公衆サウナは数えるしかなく(1960年ごろにはヘルシンキ市内に100くらいあったらしいが)、月曜日もやっているところは貴重。
SAUNA HERMANNIというサウナへ。
 

入っていくと、中にいたのはフレンドリーな兄ちゃん。
プレスリーのパネルが飾られ、アメリカンポップスが流れる。兄ちゃんの髪型や服装もプレスリー風。
ん!? ここはフィンランド…だったよね!?
 
兄ちゃんが英語で一通り説明してくれて、「今は誰もいないので女性側のほうに(むーと)2人で入っていていいが、誰か女性が来たら声をかけるから、男性側に移ってね」とのこと。
一人10ユーロ支払い、タオル一枚という姿になり、いざ中へ。
 
兄ちゃんがやってきて火(?)をつけてくれる。シャワーの説明などしつつ、「これが“サウナ”です!」と強調。
ラジオなど室内にあるものすべてがアメリカの古き良き時代の。
AmazonとかEbayで買い求めたのかなあ。
 
兄ちゃんが、自分好みのオールドアメリカンな城を築いている面白いサウナに来ちゃった(笑)
 
タオル姿になったむーもやってきて薄暗いサウナ内に足を踏み入れる。
暑い。いきなり暑いよ。
座っていると、どんどん暑くなる。暑いというか、熱い。
 
わたしはかなり暑さに強く汗をかかないタイプなのでまだまだ平気だけど、むーはすでにかなり汗をかいている様子。

熱した石の上に水をかけてみる。シュワーー!と蒸気が上がり…
あっつい! 部屋が猛烈に熱くなる!
たまらず外に逃げ出してしまった。

再び中へ。 
じっとりと、湿度高く、気温高く…わたしも徐々に、汗が出てくる。
何だか懐かしい…って、これってまるで日本の夏じゃないの!(笑)
こんなカラっとした気候のフィンランドの人に、日本の夏は天然のサウナだと説明しても理解できないんだろなー。
 
少し外に出てみることに。
番台(笑)的なところにいた兄ちゃんが、「飲み物は? 水道水ならフリーだよ」と声をかけてくれるので、水をもらう。
 
外に出る。裸足で芝生の上を歩き、ベンチに座る。
ベンチの隣には、木にくくりつけられたハンモックが。
 
タオル一枚で屋外へ。そんな破廉恥なこと…いいえここはフィンランド。大丈夫。
住宅街で、時々人も通るけど、われわれのことなど気にも留めていない様子。
 
日差しは強いけど気温は20度くらい。空気は乾燥している。火照った体が冷やされていく。

試しにハンモックに寝そべってみると…
おおお、いきなり極楽が待っていた。なんという心地よさ! 想像を上回る気持ちよさ。
タオル一枚で仰向けになって、揺られる。
木漏れ日、青空、雲…そして、風が優しく吹き抜けていく。

あまりの心地よさに、ああ、世界はこんなにも素晴らしかったかという思いに至り、感動で涙が出そうになるほど。

その後、2人占めしていたサウナにフランス人の家族がやってきて、むーは男性側サウナに移動。
トータルで3時間ほど、大いに堪能して出る。

男性側には、Flow festivalを見に来たというポーランドの若者がやってきたとむーから聞く。

■レストラン「シーホース」
こちらに来てから朝と夜はずっと簡単な自炊で、一度もレストランに行っていない。
一度くらいは、ということでガイドブックに載っていた「シーホース」というレストランへ。1934年創業と古いお店らしい。

サウナでの夢心地な気分に包まれたまま、トラムに乗る。
トラムからは、カフェのテラス席で人々がくつろいでいる様子が見える。
あ、おじさんが手を振ってきた! わたしも幸せ気分で振り返す。
あら、今度は投げキッス(笑)。ワイン飲んで酔っ払ってるのかな。さよなら! どうぞ素敵な時間を! という気持ちを込めて手を振る。さらに幸せな気持ちになる。旅って素晴らしい。

Kapteeninkatuで下車。レコード屋さんにこんなにかわいいムーミンのレコードが飾られている。
どんな音楽なんだろ。聞いてみたいな〜
 

あったあった、シーホース。
予約しているかと聞かれるが、していなくても入れた。

日本語メニューもあって助かる。ネットでも発見
事前に決めてきたこれ(↓)を注文。ソテーとあるけどフライです。むーの好物。
バルチックニシンのソテー マッシュポテトとビーツ添え 16.5ユーロ×2
あと、パンとビールを。


人気店みたいでお客さんでいっぱい。気取らない雰囲気の、いいお店。
 
ちょっと冴えない(ごめんね)、朴訥な雰囲気の、でも真面目で誠実そうな、いかにもフィンランドの田舎娘(再びごめん)といった体の女の子が給仕をしてくれる。

ニシンが多すぎて食べきれないので、むーのお皿に勝手に入れつつ、たっぷりおいしく食べる。ビーツの甘酢味に異国気分。

ほろ酔い気分、幸せ気分でアパートホテルに帰る。
マリメッコとは縁がなかったが、実に素敵な1日だった。

| | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0)
8月16日(日)ハメーンリンナへ
今日はヘルシンキから電車で100キロほど北にあるハメーンリンナへと小旅行。
シベリウスの生家があること、ハメ城という古いお城があることから興味をもった。
(帰ってきてから気づいたけど、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に、ハメーンリンナが出てくるのだったよ! 当時むーにも貸して2人で読んでおり、このことを伝えると両手で太ももをたたいて興奮していた。)

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朝7時ごろ、朝のパンがなくて買いに出るが、どこも開いていない。そっか。日本の感覚で行動しちゃった。

日本との働き方の違い、を思う。
日本は、徹底して消費者が便利なように、という考え方。だから働く側は大変だ。
消費者至上主義は、無駄な、過剰なサービスにもつながる。

トラムの中にあるカードリーダーが壊れていたりすると、日本では絶対にないことなので「ありゃ!?」と思うけど、その程度の不便さが前提となっていれば、社会はこれで回って行くんだなあと思う。
こうした事態を完全になくすとなると、長時間労働にならざるを得ないわけで。

お店も24時間営業でなくてもいい。上記と同じ考え方で。
そうしてみんなが休めたほうが、生活にゆとりができるほうがいい。

そんなわけで、コーヒーだけ飲んで出かける。
朝ご飯は電車で食べることにして、トマトとキュウリを持っていく。

■ハメーンリンナ駅まで
8時7分の電車に乗るはずだったが、今日は日曜なので9時6分だとむーが言う。いろいろ調べてくれて頼りになる。

中央駅で朝ごはんを買う。わたしはシナモンロール(またも)と、ブルーベリーとラズベリーのミックスジュース。
むーはマックでハンバーガーを買ってきた。
朝8時、マックは営業を始めているが、ヘスバーガーはまだ閉まっている。さすがのんびりフィンランド!(笑)

チケットは券売機で、カードを使って買う。全席指定の特急(Inter City(IC))。
2人で50ユーロくらい。

VRの車体はふくろうや熊や白鳥が描かれていてかわいい。
VRの文字はちょっとJRを彷彿とさせる。


車内で朝ごはんを食べる。

2.5ユーロしたシナモンロールは、高いだけあって、やわらかくておいしかった!! しっかりバターが入ってるんだろな。
今まで食べていた、安くて大きなシナモンロールとは別物だった。

左上の袋は、一緒に買った量り売りのグミやチョコレート。
ヨーロッパの人ってなんでこんなにグミ好きなのかね。

ヌークシオに行くときはノーチェックだったけど、チケットのチェックに職員が回ってくる。さすがに特急だから?

同車両に、パソコンで映画(?)を見ながら電話をする女性がいる。仕事してるのかな?
「〜ヨー、〜ヨー」という話し方がラップみたいで面白い。

この国では車内での携帯電話はマナー違反ではないみたい。
わたしは言葉がわからないから気にならないけど、わかったら気にならないかな。不思議。

無料WiFiはどこでもつながる。
空港や大きな駅はもちろん、トラムの小さな駅だろうがスーパーだろうが、ほんとにどこでもつながる! わたしはiPhone初心者で常時ネットにつながる生活をしてきていないので、日本の状況を不便に感じたことはないけど、旅行者にとって、これはありがたい。

約1時間でハメーンリンナ駅到着。かわいい駅。
北上したのでやはり少し寒い。ジーパンで正解 。


■ハメ城へ
駅前の地図を見ながらどう回るか相談していると、青いシャツを着たおじいさんが話しかけてくる。
「Follow me」と言って、道案内をしてくれる。3人で大きな湖に沿って歩いていく。

なんって美しい景色!! 絵葉書の中に迷い込んだかのよう。シベリウスはこのあたりを散歩したんだなあと思いながら歩く。

人が少なくて、静かで、まったく観光地観光地していない。
湖の周りをジョギングする人たちがちらほら。
ものすごくのどか!! これがフィンランドの街のスタンダード??

青シャツじいさんは英語でいろいろ教えてくれて(わたしは「今日は日曜日だからすごく静かだよ」くらいしかわからなかったが)、途中で立ち去る。

目指すはハメ城。13世紀のスウェーデン要塞が徐々に城に変わっていった…という古い古いお城。
ちなみにHämeenlinnaとは、linnaが城という意味で、Hame Castle=ハメ城ということで、ハメーンリンナという地名自体がハメ城ということらしい。
お、見えてきた!


到着。美しいバラが植えられ、湖には釣竿を垂れる人がいて、実にのどか。静か。美しい。
 

入場券は8ユーロ。
中はすごく複雑で、迷路みたい。見応えたっぷり!
古い古いお城なのに、よくぞこの状態を保っているなと感心。
 

窓からは湖が見える。


さいころ! 中国→ロシアの影響か?


たっぷりと堪能し、お城をあとにする。


■シベリウスの生家
フィンランディアのテーマなど口ずさみつつ(ヌークシオなど、フィンランドに来てからしょっちゅう口ずさんでいるが)、シベリウスの生家へと歩いていく。

あああ、今日もあきれるほどいい天気。


これ? 小さなパステルイエローの家。車がたくさん通る道路の脇に建っていて、見逃しそうになるほど小さい。


入ってみると、受付のおばさんがいろいろ教えてくれる。
「今日はこれからコンサー トがあって、その練習をしているのよ」って、ほんとだ、音が聞こえてくる。

中央の部屋でチェロ、ピアノ、バイオリンの3重奏の練習中だった。
プロの方かな、素晴らしいレベル。練習中にお邪魔できてラッキーだった。
(バイオリンの女性、裸足だわ。)

おばさんが日本語のパンフレットを貸してくれたので、ビーズの小物などの展示がシベリウスのお姉さんのものであることや、ビーズが当時の女の子の間ではやったことなどを知る。
シベリウスのお父さんは医者で、彼が小さいころに亡くなったから、お母さんは苦労したみたい。この家に住んだのはほんとに少しの間。

シベリウスのピアノやバイオリンの展示も。

外から見るとちっちゃなおうちだけど、中はかなり充実(笑)。

むーから、「シベリウスはぼくが生まれる数年前に亡くなったんだよ」と聞いてびっくり。
「そんな現代の人だったの?!」
「そうだよ。古典的な曲を書いた人だったんだ」

知らなかったわ〜

帰りにパンフレットを返すと、おばさんが「ハメ城のそばで2時から有料コンサートがあるけど、お金を払わなくても近くに行けば聞こえるわよ」と教えてくれた。
って、わたしはわからなかったのだけど。むーが聞き取ってくれた。すごい!

お昼はケバブのお店に入ってみた。
シベリウスな気分とまったく合わないなと思いつつ(笑)。

久々のご飯! 細長いパサパサ系のだけど、おいしい。


■アウランコ国立公園
ハメ城そばの2時からのコンサートにも行ってみたかったが、針葉樹林と湿地大好き人間むーが国立公園に行きたいそうなので従う。いろいろ調べてくれてるみたいだし(わたしは何も調べてないし)。

持ってきたガイドブックの中でフィンランド政府観光局の作ったガイドブックにしかハメーンリンナ情報はなく、しかもそこに載っている地図がひどく見づらく、情報も少ないため一苦労(むーが)。
さらに日曜日なのでinformationもやってないし(なぜか入れることは入れるのでトイレを借りたりしたけど 笑)、お店も閉まってるところが多いしで一苦労(むーが)。

マーケット広場の近くにあるバス乗り場から、バスに乗って公園の入り口まで行くらしいのだけど、乗り場がわからない。

近くにあった教会に入ってみる。
日本に帰って「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読み返すと、この教会が出てくるのだ!

p.266
「広場を挟んだ正面には大きな教会があった。丸い緑の屋根を持ったずんぐりとした教会だ。黒い鳥たちの群れが磯の波のように、その屋根から屋根へと忙しく飛び移っていた。白いカモメたちが怠りのない目であたりをうかがいながら、広場の石畳をゆっくりと歩いていた。 」



ここかなと思って待っていたところは長距離バスの乗り場だったようなので移動。そこで小一時間は待ったかな、ようやくバスが来て乗り込む。

降りたらトレッキング開始。
ヌークシオ国立公園、スオメンリンナ要塞に続き、何ともよく歩く旅だこと。

今日もまた、白樺たちの間を歩いていく。はいほー。花も草も美しい。空気がおいしい。
おっとラズベリーが! いたるところに!

つまんで食べる。甘い。たくさん食べる。天然のベリー摘み放題とは初体験なり。

こんな道を、歩いていく。
 
アウランコ国立公園は、1883〜1910年にかけて実業家ヒューゴ・スタンデルシェルド大佐によって造営された人工的な公園とのことだけど、人工的な感じは皆無。完全なる自然です。
自然の森の中に道を作ったということらしい。

湖があったり。鴨の赤ちゃんがいたり。
 

道が二手に分かれていて迷うことも。
むーの勘を信じてついていく。

皆さん車道を車で走って行くけどわたしたちは歩き。
歩けど歩けど…てか、どこに向かっているのか??

「まだあ〜? まだあ〜?」
「ゆきちゃんおんぶしようか?」
「いい。。」

足が棒になってきた。
坂道が続く。
「もう疲れたよー。まだあ〜〜?!」
「もうちょっとだから」と励まされて歩いていくと、現れたのは、この塔。
ここを目指していたらしい。3キロほど歩いたらしい。


ふえー。なんつー絶景。

こりゃすごいと感動して写真を撮っていると、陽気なおじさんが話しかけてきて、写真を撮ってやろうかと言ってくれる。
(撮ってもらったはいいが、後で見たら、むーの顔だけ見事に影になっていた。。)

おじさんはフィンランドのどこかから来たらしい。
わたしたちが箱根あたりに旅行する感覚かしら。

それに比べ、わたしたちの何と遠いところからやってきたこと!!

先ほどの塔に上る。これがまた大変。
最後の力を振り絞って上りついたその先に待っていたのは……!


なんだこれー! さっきより湖の形がクッキリコン!
絶景という言葉はこういう景色のためにあるんだね。
いやーー、すごかった。見渡す限り、360度、森と湖なのです。
こんなのは見たことがない。

むーはこういう景色が大好きなんだそう。
日本だったら北海道がこれに近いのかもしれないけど、わたしは北海道行ったことがないから…てな話をする。

風がびゅうびゅう吹いていて、下を見下ろすのはかなり怖い。
しばし堪能したのち退散。

お店でアイスを食べて、今来た道を、戻る。また3キロてくてく歩く。

しんどいので、元気を出すべく歌を歌う。
フィンランディア、森のくまさん、ビートルズの「Your Mother Should Know」、キャンディキャンディなど(なんじゃこのセレクト 笑)。

キャンディキャンディを熱唱すると、そんな曲だったんだねえと感心するむー。

バスに乗ってハメーンリンナ駅に到着。
帰りの電車は2階の席。車窓から見えるのは白樺とか牧草地とか。


2階の端っこにこんなにかわいらしく素晴らしい子どもコーナーあり。
なんて子どもに優しい国。
 

晩ごはんは疲れたので簡単に。
アパートホテルにて、おのおのパンにハムやら野菜やらチーズやらのっけるオープンサンド。
| | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0)
8月15日(土)スオメンリンナ要塞→アパートサウナ不調
フィンランドも5日目。少しだけ慣れてきた。
朝、ホテルのまわりを少し散歩してみる。
「歌舞伎」という日本料理の店があったり(畳で鍋とかできるようになってた)、大学があったり、いろいろと発見あり。

朝ご飯はトマトとチーズのオムレツを作る。おいしくできた。

今日は、フェリーに乗ってスオメンリンナ要塞へ。
なんとまあ毎日遊びまくっていること(笑)

スオメンリンナ要塞とは、ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞。世界遺産にもなっている。
1748年、スウェーデンの統治下で隣国ロシアからの攻撃に対抗するために建設が始まり、フィンランド戦争の結果1808年にロシア軍に引き渡され、翌年ロシアの一部になってから108年間その支配下に置かれたそう。

トラムでいつもの海のマーケットへ。その東端からフェリーに乗る。
今日もカモメが飛び、マーケットには色々なものが並ぶ。
あ、毛皮! 冬の寒さがしのばれる。


フェリーに乗って15分ほどで到着。各国から観光客がわんさか来ている。
どこからか関西弁も聞こえてくる(笑)。

むーがフェリー内で、男性に、英語で写真を撮ってもらえないかと聞くと、日本人だったり。「はい」と答えられたそう。

ゆっくりと島を回る。
いかめしい石造りや煉瓦造りの要塞から海が臨める。
日本の城よりも、沖縄の今帰仁城に似ている(わたしの知っているお城では)。
     
260年ほど前に建造されて200年前には戦争もしていた場所だけど、今は平和そのもの!
ピクニックしたり日光浴したり、海水浴をしている家族も(↓少女が1人、海に入っています)。


雁がたくさんいる。

島には住民も800人ほどいるとのこと。

島はけっこう広くて、たくさん歩いて海岸まで来た。
水に触りたくて海に近づくと、藻が滑ること! 手をついて転ぶ。
想像以上にぬるぬるしていて焦った。
わたしの知らない種類の北の藻だった。こいつ(↓)、ツルツルとほんとによく滑る。恐ろしい。。

その直前、むーから「藻は滑るから気をつけて」と言われたのに、「わかってるよ、うるさいなあ!」とか言ってバチが当たったのかも。悪かった。
「バルト海ぬるぬる事件」と名付ける(←そのまんま)。
(むーは帰国後もずっと、「わかってるよ、うるさいなあ! …キャ!」とわたしを真似ては笑っています。)

ふと、今日は8月15日だったと思い出し、「日本では戦後70年目の終戦記念日だね」と口にする。
そんな日にバルト海沿岸の要塞にいるということが大分不思議。
ちょっとだけ黙とう。思い出せてよかった。

ソフトクリームを食べて、フェリーで戻る。
パン屋の「エロマンガ」へとリベンジするも、今日も閉まってた。

スーパーで夕飯用のシナモンロールを買い、お昼はヘスバーガー再び。
ポテトがおいしい。セットで4ユーロ。


中央駅からやや北側の植物園に行ってみようということに。
カフェで日光浴をする人々の脇を通って行く。

むーには残念ながら、植物園は柵で封鎖され、入れないようになっていた。
隣は巨大な公園。深紅の美しいバラが咲いている。
お天気も良く、またまた平和そのもの。
池ではかもめが泳いでいた。かもめって泳ぐんだ! 知らなかったよ。。
 

-----
昨日見つけたホテルの地下のサウナに、土曜日の5時〜女性、8時〜男性という張り紙があったので、利用してみようと、5時に帰り着くべく急いで買い物をする。

中央郵便局に行ってカードを3枚(今日は土曜なので4時で閉まるみたい。ギリギリだった)、隣のKマーケットでジャム、コーヒー、スープなどを買う。

Kamppi駅のKスーパーマーケットのデパ地下みたいなところで、夕飯用にミートボールと付け合わせのジャガイモを買う。

むーはサルミアッキのアイス(!)を買って、その場で食べる。完全にハマっている。
が、さすがにアイスは手ごわく、「あの量のサルミアッキを短時間で食べるのはキツかった」とのこと。

ホテルに戻り、よくわからないが服の下に水着を着てみる。バスタオルを持って、恐る恐る地下のサウナへ。一人だから不安。

果たして、誰もいない。
熱くするにはどうしたらいいかよくわからない。
目星を付けてあちこち触るが、待てど暮らせど熱くならない。
ラジオ体操などしていたが、誰も来なくて一人だし暇。小一時間で、7階の部屋に戻る。

むーに言うと、「おかしい」と。見てみようかと言ってくれる。
2人で地下に降りるが、結局わからず。
こんなに長い時間、一人でかわいそうにと言ってくれる。
むーは待っている間、明日行く予定のハメーンリンナのことや電車のことなど調べてくれていた。

時間があるので、洗濯機で洗濯をしてみる。隣の乾燥室に干しておく。便利!!

ついでにトイレットペーパーがなくなりそうだったので地下で探す。
5日目ともなれば、洗濯物もたまるしトイレットペーパーも切れる。
薄暗い地下で、ここでもない、ここでもないと、あちこちドアを開けて探すのは、1人なら怖いが、2人なら探検のようでおもしろい。
探検好きのむーは楽しそう。
しかし見つからず。むーがメールをしてくれる(ホテルには人がいないので)。
ほんとに諦めずいろいろやってくれて、頼もしい。

むーはスーパーの地下でミートボールを買うのに躊躇していたが、夕飯時に食べてみて、おいしいと驚いている。
「泥みたいなもんかと思った」って、そんなわけない。ほんとに西洋料理のことを知らない。
トマト、レタス、きゅうりを添えて食べる。
| | 22:48 | comments(2) | trackbacks(0)
8月14日(金)アラビア→ホテル探検→FAZERでお茶
昨日買ったラズベリーが少し悪くなっているような気がして、同量くらいの砂糖とともに火にかける。ちょっと煮るだけでジャムになる。
黒パンに塗って…甘酸っぱくてうまい!
 

朝ごはんを食べてアラビアに向かう。
その前にモーニングコーヒーをということでKamppiの駅で「ロバーツコーヒー」(フィンランドのスタバのようなチェーン店)を探すも見つからず。
中央駅に向かって歩いていく途中で発見。2人で飲む。

トラムで北東方向の郊外にある、アラビアへ。10時前に到着。

博物館は11時からなので、まずはショップを覗く。日本人がいっぱい。
素敵な食器ばかりでテンションアップ! 奥ではフィンレイソンなど、ベッドカバーやら鍋つかみやら、ファブリックも売られていた。

あれもこれも買いたくなる気持ちを抑え、購入を決めたのはこれら。

・24h トゥオキオ(TUOKIO)の26センチ大皿 2枚
・ムーミンマグ 2つ
・タイカというフクロウ柄のコーヒーカップ&ソーサー 2つ
・モナミ18センチプレート(あとでわかったけど、ロールストランドというスウェーデンの食器だった)

B級品としてお安くなっているものも取り混ぜつつ全部で2万円しないくらいだったかな。うれしー。免税の手続きもしてもらう。
もっと買いたかったけど、陶器を持ち帰る大変さを思えばこのあたりで我慢。

帰ってきて、一番出番が多いのが、トゥオキオの大皿。
普通に生姜焼きでも、朝ご飯でも、毎日使わない日はないという活躍っぷり。
何を盛り付けても素敵。なんてことない料理がご馳走に! お皿は大きいと見栄えがする。これはいいわー。
※大皿がトゥオキオ。下の写真でトーストを載せてるのがロールストランドのモナミ。わかりづらいけどマグカップはムーミン。
   

アラビアのカフェテリアでお昼ゴハン。
パンだのデリだの取り放題で10ユーロくらいだったかな。
こういうの大好き。またまたテンションアップ!

ピーマンの肉詰めならぬ、クスクス詰め。こっちの人はクスクスが好きだねえ。

クスクスはistutのほうがおいしかったけど、ボリューム満点でおいしかった!
タイムはジャガイモ料理と合うんだなという発見もあり。

建物の一番上の階にある博物館に行ってみる。
ファクトリーショップに比べ、人が少なかったのはなぜだろう。
人もいないしのんびりゆっくり、昨日のデザイン博物館に続いて素晴らしい目の保養になったよ。
北欧デザインってなんでこんなに素敵なんだろう。

下はパラティッシというシリーズだけど、上はその原案? 
こんな変遷をたどったのかな。面白い。
 
建物の裏側に回ると、静かな川が流れお花が咲き乱れるという美しき風景が広がる。
ベンチで少しゆっくり。

食器が重いので、いったんホテルに戻る。

ホテルの地下を探検してみると、ゴミ捨て場やサウナがあることを発見!
自転車置き場もあった。なんと、公園まで!

ネットにはあると書かれていたのに洗濯機がないなあと思っていたら、地下にあった! 
隣の部屋は常時温風が吹いている乾燥室。
ああ、ホテルの人には誰にも会っていないのに、何でもできることに、うまく機能していることに感動。いろんなことがものすごく合理的。

しかし地下は誰もいなくて、窓もなく暗くてちょっと怖い。映画「100,000年後の安全」の、あの独特の怖い感じを思い出す。

再度出かける。
今日こそケーキをたべようと大聖堂のあたりまで行くと、すごい人だかり。

ヘルシンキの音楽フェス、「Flow Festival」の1つのステージらしい。
音楽が聞こえてくる。
あ、けっこうかっこいい。ブルースロックだ〜♪

でも、まずはケーキとビール! と、Karl Fazer Cafeへ。人通りの多い通りにある。
これこれ、これが食べてみたかったのよ〜。
迷うことなく(チョコレートケーキとちょっとだけ迷ったけど…Fazerはチョコレートの会社です)、
ベリーのタルトとスパークリングワインを注文。
 
ベリーのタルト最高に美味だった。

それから大聖堂に戻り、人混みを縫って上に上がるも何も見えず。音楽も打ち込み系で好みではなかったので退散。
ああ、さっきのブルースロックはかっこよかったのに。。残念。

またまた中央郵便局に行って、それぞれの親に手紙を書く。
郵便局の隣のKマーケットで、アンズダケの粉末スープやらマリメッコの紙ナフキンやらいろいろ買う。

夕飯は、ヘスバーガー(フィンランドのハンバーガーショップ)のハンバーガーを買って帰ろうということに。
Kamppi駅のヘスバーガーは、タッチパネルで商品を注文→出てきた紙をカウンターの店員に持っていく→お金をボックスに入れる→ボックスが計算してくれる→店員から商品を受け取る…というシステム。
こんなの初めて。この国の徹底的な省力主義?(何でも客にやらせる…!)には驚く。

ホテルに戻って夕飯。ヘスバーガー(普通のハンバーガー)にスライスチーズを挟んだの、トマトとレタス、なすの煮物。
ヘルシンキのなすを砂糖としょうゆで煮て食べるとはおもしろい。

ヘスバーガーはきゅうりのピクルスがたくさん入っていておいしかった。
| | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0)
8月13日(木)ヌークシオ国立公園→蚤の市とデザイン博物館

昨日はヘルシンキから電車で30分、さらにバスで30分?くらいのヌークシオ国立公園に行ってきました。
森と湖の国であることを実感!
歩いているとそこかしこにキノコがは生えていて、むーは「きのこの国だね」と言っていました。

本当に美しく、そして静かで(蝉が鳴いていない!)、静寂のなか、湖畔で持参したお弁当を食べました。
まるでシベリウスの音楽が聴こえてきそうな風景でした。

813日(木)追記(ヌークシオ国立公園→蚤の市とデザイン博物館)】
ヌークシオ国立公園には、お弁当を持って出かけた。
サンドイッチ、きゅうりやトマト、ゆで卵、青りんごなど。

 
電車で30分、バスで30分、2キロほど歩いたらインフォメーションがあり、そこからさらに2.4キロのコースを歩くとこの湖畔に出た。
 
なんという美しさ!
誰もいない湖畔で、静寂の中、この景色を2人占めしてお弁当を食べるぜいたく!
 
またバス停まで戻って電車に乗る。
けっこうよく歩いた。
 
駅で中学生くらいの女子が数人近づいてきて、わたしに何か要求するが、今一つ何が言いたいのかわからない。
わからないと言うが、真剣な顔で、決してあきらめず、要求してくる。
むーもやってきて一緒に聞いてくれる。
ロッカーを開けたいので、お金を貸してほしい、ということのようだ。20セントあげる。
 
あとで思い返すと、ロッカーの荷物を出せばお財布があるのでお金を返す、と言っていたのかもしれない。
見ず知らずの相手に、臆さず、困っていることと、具体的な要求をしっかりと伝えようとする態度に感服。
 
電車は、入るときも出るときもノーチェック。改札がない。チケットを買わなくても乗車できてしまう。
だけど、乗客は当たり前のようにチケットを買う。
 
トラムもそうだが、人を信用しているというか、決して取り締まらないのがすごい。
「電車に乗るときはチケットを買う」。それを皆が守れば、取り締まる必要なんかないのだ。そんな簡単なことに気付かされた。目から鱗。
性善説というのか、このやり方で社会が回っていることがすごい。
 
人は、信用されればそれに応えようとするのかな。疑われれば違反しようとするのか?
北風と太陽のお話にも通じるかしら。
何とも考えさせられる。
 
ヘルシンキに戻ってきて、まだ早い時間なので、トラムに乗って、ヒエタラハティの蚤の市に行ってみる。
マリメッコの古い洋服やポーチ、アラビアの食器、ムーミンのアンティークぬいぐるみ、古いレース、手作りの品々…などがたくさん並ぶ。
ヒッピーっぽいおばさんの手作りワンピース、派手でかわいかった。でも派手すぎ。
ムーミンの古いぬいぐるみを売っていたおばさんが、○十年代の、古くて貴重なムーミンなのよと教えてくれる。
マニアにはたまらないのかな。そういう世界があるんだなー!
 
まったく良いお天気で、わたしは日差しを避けて帽子を目深にかぶるが、こちらの皆さんは日差しウェルカム。肌を露出して満喫しておられる。
日光も、夏の楽しみのひとつで、避けるなんてとんでもないという感じ。


蚤の市は大好きで、これまでも、初海外のロンドンでは小さな額縁を、ニューヨークではファイヤーキングのマグカップを買って、今でも使っている。
でも今回は今一つ買う気が起こらず…

ハカニエミの市場にあったような建物があったので入ってみる。
マリメッコの布が天井からつりさがり、絵になるお店が並ぶ。ハカニエミとはまた違う、よりおしゃれな雰囲気。
 
かかっていた音楽がまた! なんとゾンビーズ! そして次はドアーズ!
ということで、なんと自分好みの空間だろうかと、しばし浸る。
 
あとで気づいたけど、ハカニエミにしろヒエタラハティにしろ、建物の中にマーケットがあるのは、たぶん冬用、防寒用なのかな、と。
マイナス数十度で、屋外のマーケットは無理だものね。
 

どこかでお茶をしようと、トラムで2つ戻ってカフェ・エクベリへ。
1852年創業(!)の、ヘルシンキで一番古いカフェだとか。

うーん、こういう雰囲気大好き。
今でも普通に街の人がコーヒー飲んだりしていて、ほんといいなあと思う。
(ジャパンもさぁ、ホテルオークラ、取り壊しちゃうのもったいないなあ…。)
 
ベリー系のケーキが食べたくて、チェックしたけど見当たらなかったのでここでお茶するのはやめたのだけど。

 
わたしの希望で、デザイン博物館に行ってみることに。

 
小さな博物館なのに10ユーロ(1350円くらい)と高かったけど、わたしにとっては行く価値あり!の楽しい博物館だった。
アラビアの食器やマリメッコの洋服が年代別に並んでいて(1950年代〜)、変遷がわかるようになっている。
食器だけではなく、アート作品のようなものも。
今も実用品として使われている食器の柄のもととなった作品などもあって、すごく面白い。

地下鉄のイスとマリメッコの洋服。


2階では服飾の展示をやってた。
あ、またマリメッコ。



わ、かわいい! このスカートに、黒のハイネックノースリーブを合わせたい!


これもかわいい! このまんま着たい!


----- 
アラビアにしろマリメッコにしろ、素朴で、あまり装飾的でないのがいいなと思う。
キノコ、カモメ、お花…いかにもフィンランドの自然を受けて生まれてきた、という感じがする。
 
ロンドンの大英博物館できらびやかな各国から集めた品を見て、ウィーンでもパリでもすごい作品をたくさん見て、それはもちろん貴重だけど、すごい作品オンパレードで正直疲れちゃう。
フィンランド…ヘルシンキは、そんな観光名所が極めて少なくて、博物館だってこんな感じで、のんびり楽しめるのがいいなあ。
 
ロシア領になったり、スウェーデン領になったり(今でも公用語はフィンランド語とスウェーデン語。駅名なども2つの言葉が併記されている。ごちゃごちゃして大変!)、独立したのは1917年で、貧しく資源にも乏しい北欧の小国、フィンランド。
そんななか育まれてきた文化、芸術、デザインは、大国とは違って、素朴で独特。わたしはほんと、だーいすき。
 
今日は森に行って、このデザインの源泉を見てきたような気がする。森、湖、きのこ、白樺、草花に虫たち。
 
むーに、「デザイン博物館で、急にゆきちゃんが目を輝かせて、生き生きし始めた」と言われたが、夢中になっていたらしい。
むーは森の中でトンボや蝶を見つけると夢中になるが、わたしはお皿や洋服のデザインのほうが興味があるみたい。

デザイン博物館では入場チケット代わりにシールを貼る。
皆さんがそれを貼って帰っていくスペースが、アート作品になっていたよ。


受付もおもしろい。
FISKARSというハサミがアートになっていた。


-----
「ここから近いんじゃなかった?」と、歩いて「エロマンガ」という日本人には面白い名前のパン屋に行ってみる。
残念ながらしまってた。


なだらかな坂が続く港町。坂の向こうは、海。


また海のマーケットに戻ってベリーを買って食べる。


あ、マリメッコ柄のトラム発見!


kamppiに、トラムではなく地下鉄で戻ってみる。初地下鉄。ガタゴトするエスカレーターで、大江戸線並みにけっこう潜る。
地下の大きなKスーパーマーケットにて、マッシュポテト、レタス、チーズ、トマトなどを買う。

コンビニっぽいスーパー「Alepa」にて、さらにビールとバター、シナモンロールを購入。

8時前に帰って8時過ぎには夕食。簡単。
| | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0)
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