文月遊亀 memo*

日々のこと、音楽や本のこと、心の赴くままに書いています。
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8月23日(木)ビーチ・ボーイズ公演評(22日朝日夕刊から)
頭の中はまだまだビーチ・ボーイズ…
曲の良さを改めて思い知り、聴き返しては酔いしれているわけですが、
22日(水)の朝日新聞夕刊に萩原健太さんのライブレビューが載っていて、
さすがの文章なのでご紹介します。

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<陰と陽、感動の融合劇>
 全米デビュー50周年を祝い、ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバーが一堂に会して世界ツアーを敢行している。
 その日本公演初日、千葉QVCマリンフィールドでのライブを見た。
 近年、メンバー間の確執によりビーチ・ボーイズは二分裂して活動してきた。一つはリードボーカル、マイク・ラブのバンド。「ビーチ・ボーイズ」という商標を有し、特に新作も発表せずグレイテストヒッツ的な娯楽性の強い公演を世界各地で多数行っている。
 もう一つはビーチ・ボーイズ黄金時代の名曲ほぼすべてを自ら作、プロデュースしたブライアン・ウィルソン率いるバンド。彼を敬愛する腕利きバックバンドを従えて、新作録音も続けつつ絞り込んだ本数のライブをていねいにこなし、芸術性を追求している。
 今回の50周年公園は基本的に後者、ブライアン・バンドに、マイク・ラブら残る現存メンバーが加わる形で行われた。
 ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンが世界最強と評したブライアン・バンドの演奏とコーラスは鉄壁。そこにオリジナル・ビーチ・ボーイズの歌声が加わった。ブライアンのバンドに足りない娯楽性と、マイクのバンドに足りない芸術性。おのおのの物足りなさが一気に氷解した感動の融合劇だった。50年前のデビュー曲から今年のオリジナルメンバー再結集作まで。この夜の舞台には、マイクの陽気な歌声が体現する真夏の楽しさと、ブライアンの内省的な音楽性が醸し出す夏の夕暮れの寂しさが共存していた。
 マイクのバンドもブライアンのバンドも、それぞれ何度も来日している。が、両者の本格的合体は今回が初。陽と陰が絶妙に交錯するビーチ・ボーイズ理想の音像を、音盤上ではなく舞台上で日本のファンが初めて堪能できた一夜だった。

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ううむ。陰と陽、感動の融合劇とは言い得て妙。さすがです。

2006年、NYに行ったとき、滞在していたホテルにほど近いブライアント公園というところで7月7日にビーチ・ボーイズが出るという情報を得て、その前日に帰国したわたしは涙をのんだものですが、これはブライアン抜きの、マイク・ラブの懐メロバンドだったんだよな(それでも観たかったけど)。

マイクとブライアンが共演することはもうないのだろうと皆思っていたはずだ。
それが実現したんだものね。悲喜こもごも(あまりにたくさんの)を乗り越えて。しかもそれを生で観られたんだものね。

この奇跡のような一夜を大事にかみしめよう。本当に行ってよかった。

萩原健太著「ア・ビーチ・ボーイズ・ディスク・ガイド」(レコードコレクターズ増刊)が非常に評判が良いので本屋に行くと、売り切れ。
他店から取り寄せてもらうことにした。楽しみ。

| 音楽 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0)
8月17日(金)ビーチ・ボーイズのライブに行ってきた!

8月16日(木)、個人的夏休み4連休初日。
幕張のQVCマリンフィールドで行われた、ビーチ・ボーイズの来日ツアーに行ってきました。

ええ、アノ、ビーチ・ボーイズですよ。
初期の「サーフィンUSA」や「カリフォルニア・ガールズ」で知られる(ホントはそれだけじゃないのだけど)カリフォルニア出身のバンド。
ビートルズと同時代のバンド。
あまり興味のない方は、もはや現役のバンドだとは思っていなかったでしょ?
ずっと活動しているんですね。50周年なのですよ。
(↓球場に貼られていたポスター)


ただ、バンドの道のりは順風満帆ではなかった。
曲作りを担うブライアン・ウィルソンがその卓越した才能と繊細さゆえに活動できなくなっていた時期があったり、弟のデニスとカールが亡くなってしまったり。
ブライアンは80年代後半に麻薬漬けや精神的な疾患から復活。
そして近年、ブライアンと、マイク・ラブ率いるビーチ・ボーイズは別々に活動していた。

それがこうして再結成!しかも50周年ワールドツアーで日本にも来てくれた! 平均年齢69歳です!(拍手!)
ファンにとっては夢のような出来事です。

あ、ファンといってもわたしはコアなファンではありません。
当然、最盛期はリアルタイムでは知らないし、
アルバムはほとんど聴いてるけど全てではないし、
オールサマーロングが使われている映画も観ていないし(その存在自体最近知った)、
昨年出た「スマイル」も聴いていないし(ブライアン名義のは聴いてる)、
今年発売された新譜も聴いていない。
そんな中途半端なファンです。
ビーチ・ボーイズにはとてもコアなファンが多いと思うので、あらかじめ断っておきます。

とはいっても大好きな偉大なるバンドなのです。素晴らしい曲がてんこ盛りなのです。
そのことに気づいてから、実はここ数年、彼らの音楽ばかり聴いている(でも追いつかなくて)。

で、昨日のライブ。
メンバー全員高齢ということもあって心配していたけど、まったく心配無用でした。
驚きました。圧倒されました。最高のロックステージだった!
夢のような時間が、瞬く間に過ぎていきました。

出だしのDo it againで、グランドの客はいきなり総立ち。わたしも一気にテンション上がる。
本物が演奏してる…マイクが歌ってアルがギターを弾いて…ブライアンもいる。
ハンドクラップのところで一緒に手を叩いて…なんかもう涙出そう。夢じゃないよね…今。

初期のサーフィン/ホットロッド系の曲を立て続けに演奏。
この調子で最後までもつのだろうかと、喜びつつ心配になるくらい。でもいきなり盛り上がる盛り上がる!

その後新曲をやって(このThat's Why God Made the Radioという曲がまた素晴らしい曲で)、
サーフィン系から少し時代がくだった曲をいくつか演奏してから
(ライブでHeroes and Villainsを聴くのは不思議な感じがした)、
亡くなったブライアンの弟2人、デニスとカールを悼む枠が…。

まずデニスの曲「Forever」を、続いてカールがボーカルをとっている「God Only Knows」。
過去のライブ映像を映して(声も本物)演奏は生、という憎い演出。

これは泣けました。

「Forever」のとき、ブライアンがタオルで顔を拭いているところが映像に映し出されたのだけど、泣いていたのかな(暑くて汗を拭いていたかのかもしれないけど)。

ともあれ、メンバーの2人に対する思いが伝わってきました。バンドって何て素晴らしいのでしょう…。


それから「Pet Sounds」から数曲(そのたびに歓声が)。
「Sloop John B」も「Wouldn't It Be Nice」も、とても良い。もちろん。
良いのだけど、やはりライブ向きではないのかな。
特にこうしたフェスっぽい雰囲気においては初期のノリノリの曲がぴったり。
でもこれらも聴けて嬉しい。ブライアンの世界。ビーチ・ボーイズにおける一つの大事な側面。

その後は初期の曲をまじえつつクリストファー・クロス参加のKokomo、前座を務めたアメリカも参加して大団円。
あぁ、本当にあっという間でした。もっと聴きたかった。

マイク・ラブは随分太って別人のようだけど、あの少し鼻にかかったような声は健在。
71歳だけど全然元気。
熟練のライブパフォーマンスで、最初から最後まで中心となって盛り上げていました。

アル・ジャーディンは若いころと一番変わらないかも。
「Help Me, Rhonda」など、歌もパワフルで若々しくて、とてもよかったです。

ブルース・ジョンストンは自作ナンバーを披露する枠がなくて残念でした。
わたしは彼の曲が大好きなので。Disney girl聴きたかったぁぁぁ。

ときおり持ち場(キーボード)を離れておっさん踊りをしたり…
ご、ごめんなさいm(__)m
でもライブを盛り上げようとしているのが伝わってきたし、
終始ニコニコしていてなんだか人が良さそうで…観ていてこちらも楽しくなってしまった。

マーク・デイビスはまだ63歳なので若いです。生き生きと達者なギターを弾いてました。

そしてブライアン・ウィルソン。
表情は硬く、ピアノを弾いたりコーラスを入れたり、メインボーカルも時折とっていたけれど、生き生きとしている他のメンバーとの差がありすぎて…ちょっと心配になりました。

でも歌声はしっかり出ていた。そのたびに拍手が起こる。今のブライアンの声はとても味わい深い。

ビーチ・ボーイズといえば、なコーラスはライブでも素晴らしかったです。分厚くて本当に美しい。
ツアーメンバーも参加してあのハモリを生み出していたのだろうけど、見事でした。
重厚で複雑なコーラスをロックに持ち込んだ偉大なバンドということが改めて確信できた。

席が遠すぎて(三塁側の1階席)かなりステージの全体が見づらかったけど、友人の双眼鏡を借りて見てみたらパーカッションの人が素晴らしいリズム感とパフォーマンスで盛り上げていたり、熱気を感じた。
あぁ、できればもっと近くで観たかった。悔しい。



報道によれば演奏曲は全部で33曲とのこと。
すでにセットリストが発表になっていたので貼っておきます。

Do It Again
Little Honda
Catch a Wave
Hawaii
Don't Back Down
Surfin' Safari
Surfer Girl
Don't Worry Baby
Little Deuce Coupe
409
Shut Down
I Get Around
That's Why God Made the Radio
Sail on, Sailor
Heroes and Villains
Isn't It Time
Why Do Fools Fall in Love
(Frankie Lymon & The Teenagers cover)
When I Grow Up (to Be a Man)
Cotton Fields
(Lead Belly cover)
Forever
God Only Knows
All This Is That
Sloop John B
Wouldn't It Be Nice
Then I Kissed Her
(The Crystals cover)
Good Vibrations
California Girls
Help Me, Rhonda
Rock and Roll Music
(Chuck Berry cover)
Surfin' USA
Encore:
Kokomo
(with Christopher Cross)
Barbara Ann
(The Regents cover) (with America)
Fun, Fun, Fun
(with America)

なお、前座の星野源さんは何というか、ほのぼのした感じ。高田漣さんも参加。
アメリカというバンドは全然知らなかったのですが、CSN&Yばりの素晴らしいコーラスを駆使したかっちょいいアメリカンロックでした。
いやはや前座から痺れたよ。


それにしても、CDで聴いたりビデオで観たりしたことしかなく、
そういう楽しみ方しかないものと思っていたビーチ・ボーイズを、
生で、しかも夏の夜に野外で、ビール飲みながら聴けるだなんて、
これを最高と言わずして何を最高と言うのでしょう!

とくに、ライブで多くの人と楽しむ、ということがわたしにはとても新鮮だった。
周りに好きな人もいなかったし、一人で聴くしかなかったので。

ビーチ・ボーイズの音楽は本来こうやって楽しむものなんだなぁ、と思った。ノリノリで踊ってる人もいたよ。
そんな体験ができて良かったなぁ。ほんとに嬉しかった。

ビーチ・ボーイズの皆さん、日本に来てくれて本当にありがとう!
ブライアンもあまり調子がいいようには見えなかったけど、本当にありがとう!
最高のロックステージを、ありがとう!!

| 音楽 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(1)
9月9日(金)バンド編成でライブ出演

今日は、仕事帰りに、ライブに出演。choやってきました。

バンド編成だけどフルメンバーで一度も合わせていないまま!
わたしたちコーラス2人はギターの方とドラムの方とは初対面!(keyの方も面識はあるけど一緒に演奏するのは初めて!)
そして、ドラムの方が到着したのは、なんと9時です! 出演30分前!

何もかも、あり得ない!!

「はじめまして」でいきなり本番です。つまり、ぶっつけ本番ですよ。
あまりの無茶振りに、笑ってしまいます。

本番は、予想していたとおり、かなり戸惑いました。
当たり前です。バンドで歌ったことがないんですから。一度も!
自分の声ともう一人のコーラスの子の声がよく聞こえません。
ドラムやギターの音にびっくりしちゃって自分の歌うべき箇所がよくわからなくなります。

終わってから、もう一人のコーラスの子に、
「ゆきさん完全に抜け落ちてるところが2箇所くらいありましたよ。
あれ?なんで出ないんだろ?って思いました。ゆきさんが間違うなんて絶対ないからすごいびっくりして…」
と言われてこちらもビックリ。
本人は自覚なし。ってところがまた、わたしの混乱っぷりがよくわかりますよね。
今もどの箇所かわかりません…。

あまり緊張せず、笑顔で歌えたのはよかったと思う。
曲がりなりにも、場数を踏んで人前で歌う経験を積んだからですね
(そう、先月もライブ出たのです)。

今回はこういう音楽をまったく聴かない、
一緒にオケでバイオリンやってた友だちも聴きに来てくれて、一体どう感じたかしら…
終わってからお話しようと思っていたらもう姿が見えなくて…
とても気になる…(>_<)

面白い音楽集団(バンドというより、こういったほうがしっくりくる)に参加できて、
人前で歌えて、楽しかったけど、
せっかく一緒に演奏したのにほとんど言葉も交わさずだったのは残念。
せっかくだから色々お話したかったなぁ。

打ち上げもなし。終わったら即帰る…というのは寂しかったな。

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わたしは音楽が大好き。
4歳から2年間ヤマハ音楽教室に通って、小1からはクラシックピアノを始めて、
高校大学では弦楽合奏やオケでバイオリン、
社会人になってからはアコギやってみたりジャズピアノ習ったりバンドでkey弾いたりcho歌ったり。
ずーーっと何らかの形で音楽やってきた。

聴いてくれる人の心に届け、という気持ちで演奏するのは、子どものときと同じ。
何も変わらない。

セッションでご一緒させていただいている方もいらしてくださって、
わたしのchoに、「音に対する愛情、真摯さを感じさせるもので、しっかりサウンドを支えている印象を受けた」と評してくださいました。
choで人を呼ぶと、「ソロでも聴きたかった」って言われたりしてけっこう微妙なので実に嬉しいし、
音楽を愛しているからこそそのような聴き方ができるわけで、その感性に感動もしました。

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ところで、バイオリン、また始めようかな。いつも考えている。
でもクラシックに戻るつもりはあまりないんだ。

電気を通さないアコースティックな音楽のほうが自分には向いているのかなと思うことも多いけど…(純粋で精巧なアンサンブルが楽しめるから)。

でもやっぱりロックやポップスは楽しい。
バンドに必須な楽器、エレキギターかベースか、
ひっそり始めてセッションとか行っちゃおうかな…なんて思ったりも、する。

ピアノは弾き続けるけど、アレンジの才能がないしな…。
コーラスはハモリ好きだから向いているけど、声が出ないしな…。

あぁ、悩める悩める…。
自分にできる音楽って何なのか、人生半分くらい生きているのに、まだわからない。
いまだ道半ば、か。
見つけたいな。わたしがやれる音楽。わたしの場所。 

| 音楽 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(1)
2月3日(木)コーラス

バンドの活動再開。
久々に、ちょっぴり歌ってきました。

わたしは「歌」も「コーラス」もどちらも大好きですが、この2つって似て非なるもの…は言いすぎかな、でもけっこう違うものだと思います。
コーラスは、メインの歌に飾りをつけるもの。引き立て役。自分が目立ってはいけません。

声を使うけど、「歌」っていうより楽器で音を入れる感じに近いかもしれない。だから必要なのは、「歌心」より「アンサンブルの素養」という気がする。

「アンサンブルの素養」ってのは、最近、バンドメンバー募集記事(コーラス募集)で見かけた言葉で。
「正確に音がとれてアンサンブルの素養があること」という条件が挙げられていて、ハッとしたのです。
前のバンドで、なんでだろ〜? と思い悩みストレスを溜めていた原因が明確に言語化された感じ。ドンピシャ(死語?)。スッキリ。

アンサンブルの素養かあ。これだったんだなぁ。
人と音楽やるならば、これが必要なんだよね。

当たり前と思っていたことが、当たり前ではなかった…うん、あれは辛かったさ。
歌がずれていくのに合わせるとか、NHK「のど自慢」の伴奏者じゃないんだからさ…(←おじいさんおばあさんのゆらゆら揺れる歌に合わせてテンポや音程までも変えることがありますよね。優しい…そして、さすがプロ!)。

今では笑い話。

来週までに新しい曲の音とりしなきゃ♪

オケ時代の製本技術が生きたぜ!(↓)

| 音楽 | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0)
11月8日(月)活動休止

コーラスで参加しているバンド(バンドじゃないけど)、
コーラス1名脱退により活動休止となってしまいました。
勢いづいて活発にやっていくんだと思っていた矢先に…

でも、まあありがちな話ではある。
難しいよねバンドって。

だからこそ、某人の某バンド、12年も続けているのは本当にすごいと思う。
人間的にも音楽的にもそこまで馬が合うというのは、奇跡的といってもいいくらいなのでは。

というわけで、こちらのほうは12月のライブも何もなくなってしまいました。
予告したお友だちの皆さん、ごめんなさい。来年またよろしく!(活動再開時期は未定ですが…)

※あ、ついでに私信。あのね11月下旬の島根旅、Kちゃんが多忙で延期になっちゃったの〜! 来年3月に、京都・大阪にてということになっちゃったよ〜!

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ところで、このバンド(注)が多大な影響を受けたということで、
ここのところビーチボーイズ(BB)のアルバムを熱心に聴いておりまして、
いわゆるBBらしくないけど大好きなのが、これ。
ジャケットもかなり好き。

■『FRIENDS』


らしくないってのは、
3拍子の曲が2曲もあって(「friends」と「be here in the morning」。わたし3拍子大好き!)、
なんとボサノバも1曲(「Busy doin' nothin」)!

ソフトロックの範疇に入れられているとかで、
「Anna Lee,the healer」とか、ほんと軽いタッチでびっくりしてしまう。
マイク・ラブが歌い始めると「ああBBだ」と思うけどね。
マイクがインドに行ってたとき作った曲だとか。

アナ・リーという癒しの手をもった女性のことを歌っているんだけど、
聴きながら、最近エステティシャンになったお友だちにプレゼントしたいな、っていつも思う。

「Diamond head」とかは、ヨガやりながら聴きたい感じだ。やんないけど。
これはヨガやってる従妹にぜひプレゼントしたい。

8と9にデニスの曲が入っていて(「Little Bird」「Be still」)、これがいいんだ。
男っぽい渋いボーカル。そして名曲。

注:だからバンドじゃないんだけどさ!…そしてわたしもあまり“バンドやってる”って感じじゃないんだけどさ!…コーラスって、コーラスって…楽器はアコギだけって…

| 音楽 | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0)
10月20日(水)昨日のライブ

よく考えてみると、スタジオやカラオケ以外で、人前で歌うのは高校の合唱コンクール以来でした。
というわけで若干緊張しました。
でもその緊張感も、良いのですよね。
楽しかったです。良い体験でした。

(以下、たぶんご覧になっていないでしょうが、この場を借りて、私信。)
Cさんいらしてくださって本当にありがとう! 少し居心地の悪い思いをさせてしまい、ごめんなさい(あのような場所だとは…)。
空腹のままで夜遅くまで…大変大変申し訳なかったです。
本当にありがとうございました。

「ソロがあったらよかったですね」
という最後の一言に、確かに…と。
コーラスでは人を呼びにくいのだなぁと思ったことです。

でも今後も呼んでいきます(笑)
よろしくお願いします。
(以上、私信おしまい。)


確かにソロはない。
でもね、アコギ弾き語り(男性)+4人コーラス(女性)という編成は見たことも聴いたこともないようなメチャ変てこな形で、インパクトがあったと思う。
見た目的にも音的にも、お客さまに、一体メインは弾き語りなのか?コーラスなのか?みたいな戸惑いを与えた模様。

もちろん当然メインは弾き語りで、歌詞もちゃんと聴いていただきたいわけですが、楽器がアコギしかないのでコーラスが占める比重がやたらと大きくなるのです。


百聞は一見にしかず。いくら語られたところで、聴いてみなくちゃわかんない。

世にも珍しい編成のライブ、次回は12月の予定。ぜひ体感してみてください。
自分でいうのもなんですが、これはイイ。面白いです。聴かなきゃソンですよ!

| 音楽 | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0)
10月11日(月)公園でパート練習

今日は暑かった。最高気温29度とか!
代々木公園でコーラスの練習をしました。パート練習。

公園で歌ったりできるのかな?と思っていたけど、休日の代々木公園はすごい。
お笑い、演劇、ジャンベ、フルート、ダンス…もうありとあらゆるジャンルの表現者たちの練習場と化していた。
さすが東京。公園がこんな状態になるのって東京ならではよねぇ。
そんなわけで、われわれも、変な目で見られたり目立ったりすることもなく、堂々と、充実の練習ができました。
ブレスの場所とか、歌い方とか強弱とか、声の出し方とか、曲のイメージとか、色々細かいところを打ち合わせることができて、よかった。

二人で歌っていると、「音楽家さんですか?」と話しかけてきて、「練習しているところを撮らせてください。自然な感じで…」なんてカメラを向けてくる人や、なぜか「足のサイズを測らせてください」という人や…おかしな人も多かった…

やー、「歌」って体一つでいいから、ほんとに楽!
でもやっぱり音叉ひとつではちと厳しかったな。少し離れたところでフルートの練習をしていた人に、「すみませーん。Aの音くださーい」って言いたくなるくらいだったよ(笑)
次は、何でもいいから、何か音がとれる楽器がほしいところ。ソプラノ笛か、バイオリンのチューニング用の笛とかでもいいや。ソプラノ笛ってまだあったかな!?
ほんとは小さい鍵盤が一番だけどなぁ…

| 音楽 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0)
10月5日(火)歌のこと
30過ぎてバンドをやるようになって、「歌う」ということを思い出した。 

子どものときは、歌うことが大好きだった。家でも、学校でも、よく歌った。
大人になるにつれて嫌いになったというわけではない。
以前ソイポケにも書いたことがあるけど、高校〜大学は楽器ばかりやって、
歌うことを忘れていたのだった。
 
あと恥ずかしがりやという要素もあるかもしれない。
人前で一人で歌うことは死ぬほど恥ずかしいことだった。
小学6年生のとき、先生に合唱のソロに指名されても強硬に拒んだこと、今でも覚えている。
でも、ピアノは恥ずかしくなかった。
不思議。
 
それと、心の片隅で、歌よりも楽器のほうが上という意識があったことは否定できない。
あれは一体なんだったんだろな…
 
今、歌は本当に面白い、と思っている。
楽器も同じだけど、歌はもっと直接的にその人の個性が出る。10人いたら、10通りの歌がある。
歌は、とてもシンプルな自己表現。
 
わたしは歌を専門的に習ったことがない。
腹式呼吸も発声法も、わからない。
そういうものをみっちり身につけた人からすると、
何もかもなっていない、でたらめな歌ということになるだろう。
 
でも、わたしは逆にそれを武器と思うことにした。
というのは、最近知り合った、音大で声楽を学んだ人の話から気づかせてもらったのだけど。
 
地声でポップス系を歌おうとするとき、
習ってきたことが足かせになるというのです。
 
「習う」ということは一つの枠にはめられてしまうことでもあり、
それが染み付いてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業。
 
わたしのピアノがまさにそうだから、よくわかる。
「譜面がないと弾けない」というのは、クラシックピアノを一生懸命やってきたがゆえ。
「自己流」でかっこいいピアノを弾く人にどれだけ憧れるか…
 
わたしの歌は、誰からも指導されたことのない、
自己流で、自由な歌。
腹式呼吸や発声法も身につけたいけどね(笑)
でも、ピアノのことを思うと、そんな状態でいられることに感謝したい気持ちにもなる。
 
「習う」って、難しいことだなぁ…
 
| 音楽 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0)
9月23日(木)ベーゼンドルファーのミニコンサート

大雨のなか、自由学園明日館に、ベーゼンドルファーというピアノを聴きに行ってきました。
猛暑、酷暑、灼熱の今夏がようやく終わり、今日から一気に寒くなった。
 
明日館にはもともとヤマハのグランドピアノがあって、
8月に新しくベーゼンドルファーが入ってきたとのこと。
 
わたしはピアノの種類に詳しくないけれど、オーストリアのピアノだそうです。
パリ左岸のピアノ工房』という素敵な本に、
スタインウェイ、プレイエルなどたくさんのピアノとともに登場していたことで知りました。
 
だからもちろん音色を聴くのは初めて。
クライスラーの「愛の悲しみ」「愛の喜び」などをバイオリンとのデュオで、
シューベルトの「セレナーデ」をテノールの方の歌とのデュオで…といった演目でした。
 
ピアノを聴きに行ったのにバイオリンの感想からとはいかに…ですが、
いや〜、バイオリンが大変美しい音色でした。
歌うような高らかな響き渡る高い音、重厚で力強い低い音、
あえてビブラートをかけない小さな小さな音…
バイオリンはなんて表現力豊かな楽器なんだとあらためて思ったことでした。
もちろんヤンプステヨフスキーさんというバイオリニストさんの腕が素晴らしいからですが。
ほんとに素晴らしいバイオリンだった。
 
シューベルトの「セレナーデ」は大大大好きな、思い出の曲。
恋人の窓の下で歌う恋の歌です。
高校の音楽の授業で、歌の課題曲として歌いました。伴奏のピアノも好きで、
家ではピアノ弾きながら歌っていた。
 
ピアノのソロは、
モーツァルトの「“ああ、お母さんにいいましょう”による変奏曲」(←こんなタイトルだったの?
わたしが持っている譜面には「きらきら星変奏曲」って書いてありますが!)だけだったし、
肝心のベーゼンドルファーの音色は、正直やや明るい響きかな、
というくらいしかよくわからなかったのだけど、
コンサート自体の雰囲気がとてもあたたかくて、
建物自体前にも書いたようにあたたかい雰囲気なので、
とても満ち足りた気持ちになりました。







これぞベーゼンの音、とわかればもっとよかったのだけど。
それはまたの機会に期待するとしよう。
                



    


| 音楽 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)
9月9日(木)木曜日はコーラスの日

コーラスって、いわゆる大人数の合唱ではなくて。
とあるインディーズバンドのバックコーラスをやることになりました。
バンドっていうか、メンバーは一人なんだけど。

ビーチボーイズ、ブライアン・ウィルソンに大きな影響を受けたというバンドです。
楽曲が素晴らしく、コーラスが複雑なのでやりがいがあって楽しい。

本日、リハ2回目でした。10月にはライブ!です。
またお知らせします。

料理人は手先の器用さじゃなくて「舌」が大事。
ミュージシャンは技術じゃなくて「耳」が大事。
もっといえば、何より大事なのは、「愛」です! 料理も、音楽も。
そういうことなんだよな…才能とは「愛」なのかもしれないなぁ…

| 音楽 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0)
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